桐谷美玲風の詐欺写真が原因ですか? マッチングアプリで会った相手の態度に「悔しい…」
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■帰った男と追ってくる男
帰り道、私は、初めての感情が襲いました。
「悔しい…」 今まで、マッチングアプリで私は人気があると思っていました。毎回、口説かれたし、2回目のデートを誘われていた。必ず! この人だけだ! 「日陰の染谷将太」だけ誘ってこない! 何も言ってこない! 帰られた! くそー! とわけのわからない敗北感と悔しさが襲っていたのです。
すると…「まほ、何してる?」とLINEが…。「4回戦男」だ!! でたー! 何このタイミング! 失恋した直後に連絡してくる男との恋が始まる!? ドラマのようなタイミング! 「4回戦男」なんてもうこりごりなはずなのに、私は「今、渋谷にいるよ」と送信してしまったのです。
すると「まほ、会いたい」「俺、まほ、めっちゃ気に入ってる」とLINE。しかも追いLINE。
ぐぐぐ。ただ今回マッチングした人と次がなかったってだけ。それなのに私は凹んでいるのか? 「4回戦男」に会いたくなっている自分がいました。しかし…まだ理性は残っていました。
「また、今度ね」 何だこの、男性を振り回している感じ。そんなに承認欲求を得たいのだろうか。自分が、どんどん抜け出せない沼にハマっていっているのを感じました。
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■また危険人物!?
私は、静かにマッチングアプリTの写真を通常の写真に戻し、「小出」としてマッチングしていくことにしました。二度と、桐谷美玲は使わない…。
すると、さすがマッチングアプリT、即マッチングしました。「マッチングしていただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」。マッチングアプリTにしては固い文章が来ました。
「良い出会いがあったらいいなと思います。まほさんとお呼びしてよろしいでしょうか?」「はい、よろしくお願いします」
とりあえず、まともっぽい人に会っておこう。じゃないと、流れがまずい気がする…。すると、つづけて「まほさんは、どんなお食事が好きですか? お店を探していくつか提案しますね」とのメッセージが! 出た! お店提案! レストラン予約!? 私はどんだけ「レストラン予約」というワードに弱いんだろう。もう一生「レストラン予約」が大好きなのではないだろうか。
「何でも好きです、ありがとうございます♡」 今日の振られたことなんてもういい。やっぱり紳士的な人が1番! とテンションが戻ってくるのと同時にまたメッセージがきました。
「それでは、〇日〇時 新宿の〇〇のお肉料理。または、〇日〇時、渋谷の〇〇のお魚料理。どちらがよろしいでしょうか?」
…なにこれ。何だか、このメッセージ。めちゃくちゃ仕事の打ち合わせっぽい。こういうメッセージのやりとり、仕事でしたことある気がする。
この直感は正しかったのです。この「仕事の打ち合わせメッセージ」をしてくる人達は、「首から下だけ男」とはまた違う、マッチングしてはいけない人種だったのです!!
私は何故こんなことがあってもマッチングアプリをやめられないのだろう。よくわかりません! 次回、正体が明らかに! 乞うご期待!
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(文/fumumu編集部・こいで まほ)