まだ英語がうまく話せなかった頃… サルマ・ハエックの初々しい色気全開な作品:『デスペラード』
イケてる女優「イケジョ」のススメ: サルマ・ハエック。ラテン系美女の歴史。
いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『マジック・マイク ラストダンス』の公開を記念して、本作で主人公のストリップダンサー、マイクに、とある依頼をする資産家マックスを演じているサルマ・ハエックです!
■再起をかけた最後のダンス
現在公開中の『マジック・マイク ラストダンス』は、チャニング・テイタム扮するストリップダンサー、マイク・レーンの活躍を描くシリーズの第3段。
破産して、すべてを失ったマイクはバーテンダーとして働いていましたが、資産家のマクサンドラ・メンドーザと出会い、とある依頼を受けます。それはロンドンでストリップダンスショーを成功させることでした。マイクは再起をかけて、ロンドンへ向かうのですが…?
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■ラテンビューティー代表
この中で、資産家マクサンドラことマックスに扮しているのが、サルマ・ハエック。主人公の人生のカギを握る重要なキャラクターですが、こうした役をこなせるのも、アカデミー賞主演女優賞などにノミネート経験のある実力派だからこそ。
1966年9月2日、メキシコ生まれのサルマは、24歳で渡米。英語をうまく話せなかったそうですが、いまではハリウッドのラテンビューティー代表格といえます。
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■成功奇譚の原点
そんなサルマのイチオシおすすめ作は、やはり『デスペラード』(1995年)でしょう。
かなり古い作品ですが、以前もご紹介したハリウッドのラテン系イケオジ代表、アントニオ・バンデラスの名を一躍有名にしたアクション大作です。
同時に、ヒロインとして登場しているサルマが、ラテン系ビューティーとしてブレイクするきっかけにもなった、サルマにとっては、いわばハリウッドのルーツともいえる作品。
壮絶なガンアクションは、こだわり職人として名高いロバート・ロドリゲス監督の特徴ですが、その中に佇む唯一のオアシスのようなサルマの存在は圧巻。当時のサルマは、まだ英語をうまく話せなかったはずですが、いまでは流暢な英語でハリウッド大作に出演するまでに。サルマのサクセスストーリーの原点として『デスペラード』を観ても、きっと元気が出てくるでしょう。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)