感情的な行動をやめたい… 気持ちを抑える3つのアイデア
「やつ当たりして、冷静になってから後悔…」 感情をコントロールする方法をご紹介します。
「自分の感情に振り回されて、突発的な行動を取ってしまう…」。感情的に行動してから後悔する人は、実は少なくないようです。
感情に流されずに冷静に判断するには、どうすればいいのでしょうか? fumumu取材班が、感情を上手にコントロールする方法を聞いてきました。
①スマホのメモに書き出す
「感情が高まっているときに、そのまま言葉にするのは注意です。怒りにまかせて、本当は思っていないことまで口に出してしまうかもしれないから。冷静になってから『あんなこと言わなきゃよかった』と後悔しても、なかったことにはできないですよ。
冷静になりたいときは、私はスマホのメモアプリを活用しています。とにかく、そのとき感じていることをすべて書き出す! きれいにまとめなくてもいいんです。箇条書きや、支離滅裂な文章になっても大丈夫。
むしろ文章が散らかっていたほうが、書き終えて読み直したときに、自分がどれだけ感情的になっているのか自覚できますから」(30代・女性)
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②汗をかく運動をする
「イライラしたときは、私の場合は思い切り体を動かすことが多いかな。軽い運動だと雑念が消えないので、汗が流れるくらいの激しい運動がおすすめ!
息切れするころには、悩んでいたことが小さいことに感じるようになります。運動って、実際にストレスを和らげる効果があるらしいですよ。気持ちは晴れるし、ついでに運動不足の解消にもなるし、一石二鳥だな〜と思っています。
職場などですぐに動けないなら、せめてストレッチなどで固まった体をほぐしてみると、気持ちが切り替わるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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③一度その場から離れる
「一度その場から離れて、感情が高まった場所から距離を置くのもいいと思います。感情が動く場所に留まると、冷静になるタイミングが見つけられないから。その場から離れることで、客観的な視点を取り戻しやすくなると思います。
黙って消えるとトラブルが大きくなるかもしれないから、できれば『ちょっとトイレ行ってくるね』と離れる理由を伝えたほうがいいでしょうね。『頭を冷やしてくるから、ちょっと離れるね』と、正直に伝えるのもアリだと思います」(30代・女性)
気持ちを文章にすることで、自分自身を俯瞰して見ることができそうです。
感情的な行動がすべて悪いとは言えませんが、自分の行動を後悔することが多いなら、感情を扱う工夫を取り入れてみてもいいかもしれないですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)