都会派女優のエレン・バーキンのおすすめ作:名優アル・パチーノと対等に渡り合う演技力が光る『ボーイズ・ライフ』
イケてる女優「イケジョ」のススメ:エレン・バーキン。大物と渡り合う。
いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『ギリ義理ファミリー』の公開を記念して、本作の主人公オーウェンの、義母になるかもしれないリリーを演じているエレン・バーキンです!
■義理の両親が強盗団?
現在公開中の『ギリ義理ファミリー』は、コメディアン出身のイケオジ、アダム・サンドラーが製作を手がけているアクションコメディ。
恋人パーカー(ニーナ・ドブレフ)との結婚式を控えたオーウェン(アダム・ディヴァイン)でしたが、自身が支店長を務める勤務先の銀行が、強盗団に襲われてしまいます。ところが、その強盗の正体が、パーカーの両親かもしれなくて…?
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■生粋のニューヨーカー
その強盗団の可能性のあるパーカーの両親、つまりはオーウェンの未来の義理の母親になるリリーに扮しているのが、エレン・バーキン。
1954年4月16日、アメリカのニューヨークで生まれたエレンは、ニューヨーク市立大学ハンター校、名門アクターズ・スタジオで学んだ生粋のニューヨーカー。実はリリーのように、生来の都会的でクールなキャラクターが似合う印象です。
ですが、1989年の『シー・オブ・ラブ』で、アル・パチーノ扮する刑事と恋に落ちる、殺人事件の容疑者役でブレイクしたせいか、エレンにはアンニュイなイメージが強いかもしれません。同時に、パチーノのような大物俳優と対等に渡り合う演技力の高さも魅力です。
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■レオナルド・ディカプリオの母親役も
その2つを堪能できるのが、1993年の『ボーイズ・ライフ』です。
本作は、作家のトバイアス・ウルフの自伝を実写化した作品で、1950年代のアメリカを舞台に、母親キャロラインと暮らす少年トビー(レオナルド・ディカプリオ)の生活を描いています。
エレンはこの男運のないキャロラインを好演しており、やがてロバート・デ・ニーロ演じるドワイトと再婚。このドワイトがかなりの曲者なのですが、デ・ニーロとレオという名優の間を取り持つ(?)、エレンの絶妙な身の振り方に注目です。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)