再婚は、一度結婚を経験した人にとって人生の重要な選択です。「そう簡単には決められない」と、自分の選択に迷ってしまうこともありますよね。
今回は、実際に再婚を決意した人に、心を決めたきっかけを聞いてきました。人生の選択に迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
①老後の寂しさを想像
「私の場合は、やっぱり老後のことを考えたからですね。生活費や介護とか、そういう具体的なことではなく、単純に老後を誰かと一緒に過ごしたいなと思って。
一人暮らしも楽しかったんですけど、ふとしたときにすごく寂しくなるときがあったんです。誘えば遊んでくれる友達はいるけど、生活の中でちょっとした会話ができる相手がほしくなったんですよね。
今後どうなるかは全然わからないけど、年を重ねても、再婚した今の相手と一緒の時間を過ごしていられたらいいなーと思っています」(30代・女性)
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②子供との信頼関係
「元結婚相手との間に子供がいるので、再婚は全然考えていなかったんです。子供の人生に関わることだし、簡単に決められないと思うのは当然ですよね。
ただ、交際が長くなるにつれて、子供のほうから『再婚しないの?』と言われることが増えたんです。お付き合いも長かったので、子供と会う機会もあって、交際相手との間に信頼関係が生まれていたのかも。子供側から『あの人だったらいいよ』と言ってくれたんです。
その言葉がきっかけで、真剣に再婚について考えるようになりました。子供からの言葉がなかったら、今でも再婚には踏み切れなかったかもしれないです」(40代・女性)
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③事実婚から再婚へ
「私たちの場合は、もともと事実婚をしていたんです。一緒に暮らして、生活費もお互いの財布からそれぞれ出して共有財産として扱っていました。
ずっとそのままでいいと思っていたんですけど、相手が体調を崩して入院したときに、結婚していないからこその不便が多々あって。籍を入れるだけで社会的な信用が増すなら、再婚する? と話がとんとん拍子に進んだんです。
今の社会では、事実婚だとまだまだ法的な保護や権利の面で不安が残るから。再婚したことで、社会的な安定感を得ることができました」(40代・女性)
再婚を決めた理由は人それぞれですが、自分が「再婚もいいかも」と思うなら、その気持ちは誰かに否定されるものではありません。
再婚経験者の声も参考にしながら、最後は自分自身の心に問いかけて道を選んでくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)