ジュリー社長は、なぜカウアン氏とだけ対面したのか… 元・文春記者の“考察”に反響

多くの被害告発をする人がいるなかで、カウアンさんにだけ会ったのは…元文春記者の考察に「さすが」の声も。

ジャニーズ事務所15日、YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』が動画を更新。ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長の謝罪動画や文書について見解を述べました。

発表が日曜日21時だったことやカウアン・オカモトさんと対面した理由を考察し「さすが」との声があがっています。

【動画】テレビ・新聞に対して「このままでいいのか」と苦言も



■月曜日は新聞が休刊

14日、謝罪動画と一問一答の文書を公開したジュリー氏。これを受けて、元週刊文春の記者・赤石晋一郎さんと甚野博則さんは「緊急生配信!ジャニーズ謝罪動画を記者が考察」と題して動画を公開。

赤石さんは「タイミング的にはNHKニュースが終わって報道が少ない時間帯で、月曜日は新聞が休刊。報道が少ないようにしたんじゃないかと」と、関係者から諸説出ていることを明かします。

そして、動画や文書について「第三者委員会を設置して事実をちゃんとレポートしないと。お詫びっぽいことは言ってるけど、全部やりませんと言ってる」「何も言ってないに等しいような釈明」と、感想を述べました。



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■テレビや新聞「アリバイ作りな感じ」

甚野さんは、今回の動画や文書について民法の報道番組でサラッとだけ取り上げていたことを受けて「アリバイ作り的な感じはした」と苦笑。

つづけて2018年に元TOKIOメンバー・山口達也さんを思い出したという甚野さんは「(ジャニーズ事務所が)報道各社にリリースを出したときに『誠心誠意、相手の方とは和解させていただきました、以上』みたいな、もう、騒ぐなよと取れるものを送った」「でも火種が大きくなるにつれて、結局契約解除になった。いちタレントでそれだから、企業の社長が『知りませんでした』で済むのか、っていう問題」「取締であった以上、それは理由にならない。ずいぶんひどい発表だった」と、今回の文書や事務所の経営体質についての思いを語りました。



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■カウアン氏と対面したのは「時効内」だから?

また赤石さんは「カウアンさんのメッセージ性が強かったということもあると思うんだけど…」と切り出し、ジュリー氏がカウアンさんと対面した理由について「刑事事件になることを、恐れてたんじゃないかな」と考察します。

告発している人たちの多くが、事務所に在籍していたのは10年以上前。カウアンさんは2016年に退所していますが「内容的には強制わいせつ罪だと思うけど、これの場合、時効は7年」と、今年まで時効内であることを説明し「それを真っ先におさえなきゃいけないということを考えたのではないか、という気がする」と推測。

カウアンさんは会見でも刑事告発する意思はないと語っていましたが、気持ちが変わらないようにクギを刺したのでは…との見解を示しました。

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