谷原章介、ジャニーズ性加害問題の謝罪動画に言及 「知らなかったということに…」

『めざまし8』でジャニー喜多川氏の性被害問題を取り上げたもののコメンテーターの言葉はなく…。

谷原章介

15日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、ジャニーズ事務所の創業者である、ジャニー喜多川氏の性加害問題を取り上げ。

同事務所の藤島ジュリー景子社長が動画でコメント発表したことを報道し、注目が集まっています。



■藤島ジュリー景子社長が動画で謝罪

14日夜、藤島ジュリー景子社長は動画の中で、ジャニー氏の性加害問題に言及し、「この度は創業者ジャニー喜多川の性加害問題について 、世の中を大きくお騒がせしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」「何よりまず被害を訴えられている方々に対して、深く、深くお詫び申し上げます」と謝罪。

さらに、かつて同事務所に所属していたカウアン・オカモトさんが記者会見で「合計で15回から20回ほどジャニーさんから性的被害を受けました」と話していることにも触れ、「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません」と発言。

一方で、「ジャニー喜多川に確認できない中で、私どものほうから個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易でなく」「憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならない」とも語っています。



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■ジャニーズ事務所は「知らなかった」のか

藤島社長は、再発防止策として社外取締役を迎えて経営体制を見直すことや、「コンプライアンス委員会」・「外部の相談窓口」を設置することを明言しています。

司会の谷原章介さんは険しい表情を浮かべ、「異例の謝罪でしたけれど、ジャニー喜多川さんの性加害について、ジャニーズ事務所は『知らなかった』ということでしょうか?」という疑問も。

番組によると、藤島社長は「知らなかったでは決して済まされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と述べているとのこと。またその要因が、ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏の2人だけが「あらゆることを決定していた」体制にあったことを明かしています。



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■マネジャーが送迎役だった証言

さらに藤島社長は「任された役割以外の会社管理・経営に対する発言はできない状況でした」と回想し、「本件を含め、会社運営に関わるような重要な情報は、二人以外には知ることの出来ない状態が恒常化していました」とも説明しています。

一方で、13日公開の『文春オンライン』(文藝春秋)では元ジャニーズJr.の男性を取材しており、「マネジャーが中学生の少年をジャニー喜多川氏の宿泊する施設に送り届けていた」という証言を掲載。少年の自宅が都内にあり帰れることを知りながら、マネージャーがジャニー氏のもとに送り届けていたと報じています。



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■コメンテーターの言葉がなく落胆も

同番組の「NewsTag」のコーナーで取り上げられた今回の性加害問題。

この日のコメンテーターで弁護士の橋下徹さんや社会学者の古市憲寿さんであったことから、ツイッター上では「橋下さん&古市さんだったので何をコメントしてくれるか超期待してたのになぁ残念」「ジャニの社長の謝罪を取り扱ったけど、そのあと天気予報 コメンテーターなどなにもコメントせず平和におわった模様」「せっかくの橋本徹氏や古市氏のコメントは無かった」などなど、落胆する声もあがっています。

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(文/fumumu編集部・星子

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