元ジャニーズJr.「みんな知ってたでしょ? だけど黙認してた」 動画で訴えた言葉に反響
「墓場まで持っていくのはやめよう」と話すことを決意。「テレビ局に籍を置いている皆様…」と、心境を吐露しました。
元ダンサーでお笑いタレントのマイコーりょうさんが21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
年齢は非公表ですが、マイケル・ジャクソンのものまねで様々なメディアや舞台で活躍し、芸歴はベテランである彼が10代にジャニーズJr.だった頃を回顧し、「テレビ局に籍を置いている皆様は…」と心境を吐露しました。
■「墓場まで持っていくのはやめよう」
1980年代、中学2年生半ばから高校2年生までジャニーズJr.として活動していたというマイコーさん。
動画冒頭では、イギリスの公共放送局・BBCでジャニー喜多川氏の性加害疑惑を取り上げたこと、カウアン・オカモトさんが告発したことを受け、「あんなに若いカウアンくんが勇気を出して告発したのに、民法のテレビ局と一緒で僕自身もそのことを知っているのにずっとダンマリでいるのか」「ずっと心にしまって、墓場まで持っていくのはやめよう」と動画をあげた理由を述べました。
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■性的被害を受けなかった理由
「まず僕は、まったく性的な行為を受けていません」と伝え、その理由について毎週日曜日にテレビ朝日のリハーサル室でレッスンがあったことを回想。
遅い時間までレッスンやコンサートなどのリハーサルをしていたようですが、終電を逃したJr.たちが泊まる場所だったのが、当時原宿にあった“合宿所”(ジャニー喜多川氏宅)だったと説明しました。
当時、千葉県千葉市内に住んでいたマイコーさんは、終電がギリギリ間に合うことが多かったこと、両親が「帰ってきなさい、必ず」と言われていたこと、自宅の最寄り駅まで間に合わなくても途中まで父親が迎えに来てくれた…との状況だったようです。
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■入所間もなく「そういうことが行われている」と認識
カウアン・オカモトさんや、これまで告発している元ジャニーズJr.が性被害を受けた場所は、合宿所。マイコーさんは「一度も合宿所には泊まらなかった」ため被害を受けることはなかったといいますが、「ただ、入所して1~2ヶ月してほかのJr.の話のなかで、行為の話は出ていて『そういうことが行われてるんだな』と理解しましたね」と振り返ります。
つづけて「そういう行為を受けて、ジャニーさんのお気に入りになって、タレントとしていろんなところにキャスティングされる可能性が高くなるということを、早い段階で認識しました」と語り、さらに、なかには「自らジャニーさんに気に入られに行く…っていうパターンの子が多かった」と告白しました。
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