悪い方向に考えてしまうのはなぜ? ネガティブ思考の原因3つ
悩み事で、いつも頭がいっぱい! 前向きになれないのは、どうしてなのでしょうか?
「どんなことでも、悪い方向に考えてしまう」。自分の思考回路の癖に、長年苦しんでいる人は少なくないようです。
自分を追い込むのをやめるには、どうすればいいのでしょうか? ネガティブ思考の原因を、fumumu取材班が聞いてきました。
①現実と想像が混ざる
「実際に起こっていることではないのに、事実のように考えてしまう癖があります。直接言われたわけではないのに、『絶対に私のことが嫌いなんだ』と思い込んでしまったり。
自分の力ではどうにもできないことに対して、『あのときこうしていれば失敗しなかった!』と、自分を責め続けてしまうことも。最近は、事実と想像を分ける意識を持とうとがんばっています。
悩んだときに『それは実際に言われたこと? 起きたこと?』と自問自答するだけでも効果がありますよ。想像でしかないと自覚できると、グルグルしていた思考回路が、スッと止まる気がします」(30代・女性)
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②コントロールしようと…
「友達にものすごくポジティブの子がいるんですけど、その子はいい意味で周りに期待していないです。期待通りに他人が動いてくれなくても、『考えかた違うなーって感じ! 性格合わない!(笑)』とスッパリ諦めているんですよね。
私はつい周りに期待して、『なんでそういうことするんだろう。嫌われるようなことしたかな?』とモヤモヤするので…。勝手に期待して、勝手に幻滅してしまうんです。
他人をコントロールしようとすると、不満が溜まってネガティブ思考になりやすいんじゃないでしょうか。私も、他人は他人! と割り切っている友達のことを、もっと見習わなきゃなーと思っています」(20代・女性)
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③口癖がネガティブ
「単純に、口癖がネガティブな場合も多いと思います。自分の言葉って、自分が一番聞くじゃないですか。耳に入ってくる言葉がマイナスのものばかりだと、どうしても気持ちも暗くなるから。
『だって』『でも』『私なんて』などは、避けたほうがいい口癖だとよく言われていますよね。あとは『難しそう』『大変そう』とかも、気持ちが後ろ向きになりやすいかも。
『楽しそう』『やりがいがありそう』など、言葉だけでも前向きにしてみると、気持ちの面でもいい影響があると思いますよ」(30代・女性)
思考や言動の癖を自覚すれば、それを直すための工夫ができるかもしれません。
気持ちが沈みそうになったら、まずは制御不能のことまでコントロールしようとしていないか、考えてみてもいいかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)