パパ活していた女性と真剣交際・結婚できる？ 19歳から26歳男子10名に聞いた結果…
“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えします。
今回は、「パパ活経験のある女性と、真剣交際、結婚できるか」を、19歳から26歳の男性10人に聞いてみました。
■意外と肯定派多し！
話を聞いたのは、マッチングアプリで知り合った、関東圏の大学に通う19歳から26歳の男性10人。
まず、パパ活についてどう思うかを尋ねたところ、返ってきたのは「周りでもしてる子多い」「ブランドもののバッグとか持ってるとやってるんだろうなと思う」「自分が女性だったらしてたと思う」といった意見。「自分の周りにはいないっぽい」という男性であっても「でも、内緒にしてるだけかも」と言います。
『パパ活』という単語が、なんの説明もなしに理解してもらえるあたり、この単語がどれだけ世間に浸透しているかがわかります。
とはいえ、「世間でよく耳にする言葉」だと他人事のように思っていたことが、いざ「自分の彼女が過去にパパ活をしていたら？」「好きになった人がパパ活経験者だったら？」と、自分事になってみたらどうでしょうか？
質問したところ、意外な結果が判明しました。
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■奨学金は、男もツライ
この春、都内の料理専門学校を卒業し、イタリアンのシェフとして仕事を始めた男性（21歳）はこう言います。
「女子大生がパパ活やってる理由が“奨学金の返済のため”っていうの、よく聞くじゃないですか。でも、それって、僕たち男子大学生だって大変なのは同じわけですよ。
僕も、奨学金で学校行ったので、2年間で400万円。それに勉強代も入れたら500万円くらい。親は普通の大学に行かせたかったらしく、アパート代だけは出してくれたけど、生活費や遊びに行くお金とかは自分で稼がなきゃいけなくて」。学生時代はアルバイトをいくつも掛け持ちしていたと話します。
「ありがたいことに内定もいただいて、無事に料理人としてスタートできましたけど、社会に出ると同時に、僕は500万円の借金を背負っているわけです。毎月5万円ずつ返しても、9年もかかる。給料なんて最初のうちは安いし、ついパパ活に手を出したくなる気持ちはわかります」。
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■大学院生の意見
都内、超有名大学の大学院に通う男性（26歳）はこう言います。
「僕たちの大学は比較的裕福な家庭の子供が多いですし、家庭教師のアルバイトをすれば時給1万円というケースも多いので、パパ活をしている女性は周りにはいないのではないかと思いますが、もし、好きになった人が過去にパパ活で売春行為をしていたとしても気にしません」。
企業から研究費をもらって大学院で研究をしているこの男性は、大学生といえども半分は社会人のようなもの。
「現状、自分ひとりくらいは生活していけるだけのお金はいただいてます。就職したら、まあ、贅沢をしなければ2人でなんとかやっていけるくらいは稼げるのではないかと。相手の女性に経済力は求めませんが、僕の収入だけじゃ足りないと言われたら、本人も働いて、自分の欲しいものは自分で買ってほしいです」。
いわゆる『実家が太い』という人が周りに多いのでしょうか。女性に求めるものは『外見よりも性格重視』だと言います。
「フィーリングっていうんでしょうか。お金のこととかあんまり気にせず、自分な好きなことに邁進してる女性が好みです。もし、彼女が過去にお金のために体を売ってたとしても、そういうことすら気にならないくらい、惚れ抜いた女性と一生を共にしたいです」なんてロマンチックな家訓を教えてくれました。
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■「本気で好きになったら過去なんて関係ない！」
今回、10人の男性に「パパ活女子と真剣交際・結婚できるか」と聞いてみて、共通していた答えは「パパ活していた理由による」というもの。
ホストやメンズ地下アイドルに貢いだり、ブランドもの欲しさのためにパパ活をするのは無理だけど、学費や奨学金返済のためだったら仕方ない・許せる、というのが共通意見でした。
「パパ活なんて汚い」とか「パパ活してた女性とは結婚なんて無理！」と、頭ごなしに否定する人が多いのかな？ と予想していましたが、実際は「理由による」と、懐の深さを示した今回の調査結果。
「本気で好きになったら過去なんて関係ない！」と断言する彼らの意見が、年代的なものなのか、それともアプリ界隈という属性ゆえのものなのかは分かりませんが、「男の人って、思った以上に純愛主義なのかも？」と感じました。
近いうちに、25歳から35歳くらいまでの男性の意見も聞いてみたいと思います！
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（文／fumumu編集部・coco）この記事の画像（2枚）
