20日、お笑いコンビ・爆笑問題（太田光さん・田中裕二さん）がパーソナリティを務める『爆笑問題カーボーイ』（TBSラジオ）にて、お笑いコンビ・ウエストランド（河本太さん・井口浩之さん）の漫才で感動したことについて熱く語りました。
■後輩・ウエストランドの快挙を祝福
18日に行われた『M-1グランプリ2022』（吉本興業・ABCテレビ／テレビ朝日系）で、“漫才日本一”の称号を手にしたウエストランド。爆笑問題が所属する事務所・タイタンでは、初めて優勝者が出る快挙となりました。
番組冒頭、「オレ、さや香が優勝だと思うんだけど」と話し始めた太田さんは「歴史に残る漫才師だよね」「圧倒的だと思ったよ」と惜しくも2位だったさや香を大絶賛。そんな太田さんに田中さんが「そうじゃなかったんですよ」とツッコむと、太田さんは力強く「ウエストランドきたね！」と後輩の快挙を祝福。
「まさかまさかの優勝ですよ」と語った田中さんに太田さんは「まさかだよね」と感慨深そうに答えました。
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■M-1イジりに頭を抱える審査員
ファイナルラウンドのネタでは、M-1やM-1戦士に密着する後日番組『アナザーストーリー』をイジる“ディスリ漫才”を披露したウエストランド。
太田さんは、井口さんのM-1イジりに審査員の富澤たけしさんや塙宣之さんが頭を抱えたシーンを挙げ、「あれは、M-1っていうものの大会の持ってるジレンマなんだよね。芸人は全員あれ思ってんだよ、じつは。だけど言わないでいるわけじゃない。M-1のあのなんとかストーリーって、あんなもん感動じゃねぇよと。思ってるわけじゃない」「泣いてどうするみたいな」と語ります。
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■全てを巻き込んだウエストランドのスゴさ
また、富澤さんが審査中に「このネタで笑っちゃってるって人は、みんな気持ちのどっかにそれがあるっていうことですから。共犯だなって」とコメントしたことについて、「ウエストランド観てたときに、リアクション取らざるを得ないんだ、抜かれるの分かってるから」と審査員も芸人の性でリアクションせざるを得ない状況であったことを説明。
そして「ウエストランドの漫才に全員参加しちゃったんだよあれって。オレそこが1番感動して。やっぱ芸人ってすげぇなって思って。なんかすごいそこがゾクゾクしたんだ。だから井口は全員巻き込んだんだよ。だから勝ったんだと思うんだけど」と熱く語ります。
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■「そりゃ強いよ」
さらにM-1でMCを務めた今田耕司さんが審査員に「下向かないでくださいよ」と声をかけたことも含めて「あれ全部がウエストランドの漫才の1つの演出になったね。そこがオレすげぇなって思ってて。あそこに感動したのオレは」とコメント。
また、番組後半にウエストランドの2人が登場した際にも再び「お前らの漫才に超一流の芸人が参加して一緒に作ってるんだよ」「そりゃ強いよ」と後輩の偉業に感心しました。
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（文／fumumu編集部・丸井 ねこ）