赤楚衛二と町田啓太、恋の行方は? 『チェリまほ』をふり返る

最終回目前!『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』プレイバック

チェリまほ
(©豊田悠/SQUARE ENIX・『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』製作委員会・©テレビ東京)

現在、放送中のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)。童貞のまま30歳を迎えた、赤楚衛二さん扮する冴えない会社員・安達清が、触れた人の心が読める魔法を手に入れたことから、営業部エース・黒沢優一(町田啓太さん)の、自分に対する恋心に気づくファンタジーラブコメディです。

通称「チェリまほ」とされる本作は、この2人の気持ちのもどかしさが最大の醍醐味で、毎回キュン死してしまうファン続出!

24日で最終回を迎えますが、2人の関係がどうなるのか気になって、放送を待ちきれないファンも多いとか。そんな安達&黒沢の恋の軌跡をふり返ってみましょう。



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■応援したくなるBLコメディ

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』という、長いけれどわかりやすい秀逸なタイトルの本作。原作は豊田悠氏の同名漫画で、最新コミックス6巻(スクウェア・エニックス)が発売されたばかりです。

30歳のまま童貞を迎えて、見事「魔法使い」になった安達が、黒沢の好意を知る衝撃のファーストシーンは圧巻。以降、表向きは好感度100%の黒沢が、重すぎる安達への気持ちや妄想を頭の中でくり広げ、都度、安達本人が知ってしまう「本心バレ」が、おもしろさの主軸といっていいでしょう。

男性同士の純愛をメインにしつつ、ファンタジーとコミカルさをほどよく混ぜたストーリー展開に、安達と黒沢、2人の恋がうまくいくよう、応援したくなるファンが多いのも納得です。



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■赤楚衛二演じる「魔法使い」

チェリまほ
(©豊田悠/SQUARE ENIX・『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』製作委員会・©テレビ東京)

恋愛経験がほぼゼロのまま、30歳で立派な「魔法使い」となった主人公・安達。冴えない会社員という設定ですが、演じる赤楚衛二さん、実は『仮面ライダーアマゾンズ』『仮面ライダービルド』と特撮ヒーロー2作品に出演経験のある肉体派。

そのため、戦うアクション派のイメージの強い赤楚さんが、本作では、自分に自信がなく、まじめでお人よしの安達を好演しています。そのギャップに、ときめく人も多いはず。

はじめは、完璧とされる黒沢からの好意に、「どうして自分なんかを?」ととまどっていた安達ですが、次第に黒沢の誠意に心が動かされていきます。

特に第3話では、お酒の席で、黒沢から「でこチュー」され、それが「嫌じゃない」と自分の本音に気づく安達。その繊細な表情に、釘付けになること必至です。

続きを読む ■町田啓太扮する「絶対的エース」

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