赤楚衛二と町田啓太、恋の行方は? 『チェリまほ』をふり返る

最終回目前!『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』プレイバック

■町田啓太扮する「絶対的エース」

チェリまほ
(©豊田悠/SQUARE ENIX・『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』製作委員会・©テレビ東京)

そんな「魔法使い」安達に、一途な思いを寄せる営業部のエース・黒沢を演じるのは、町田啓太さん。ご存じEXILEファミリーのメンバーとしておなじみの町田さんは、赤楚さんと同様、アクション派のイメージがある人も多いでしょう。

本作では、ダンサーとして鍛えた肉体美をスーツに包み、完全無欠ながらも安達一筋の黒沢を熱演。その「スパダリ」ぶりにノックアウトされる人も相次いだようです。

第7話では、ついに安達に告白しますが、黒沢が安達に惹かれていくきっかけになった重要な回想シーンも登場。一見完璧に見える黒沢が、実はコンプレックスを抱えており、そのアンバランスさを安達が受け入れてくれたのでした。そうした黒沢の人間らしさを垣間見せる、町田さんの演技力が光ります。


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■2人に恋の魔法は起きるのか?

チェリまほ
(©豊田悠/SQUARE ENIX・『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』製作委員会・©テレビ東京)

そして第7話ラストで、黒沢の気持ちに安達が答えます。とうとう両思いになった2人! それからは、お互いの家に行ったり、デートしたり、手をつないだりと、初々しいカップル全開の安達と黒沢。その幸せそうなラブぶりに、つい微笑んでしまうファンも多かったでしょう。

ところが、黒沢との付き合いが順調に進むにつれ、安達は人の気持ちが読める魔法について、思い悩みはじめます。

第11話では、その魔法に頼らず、自分の力で何とかしようと決意するものの、思わず魔法を使ってしまった安達。そんなずるい自分を許せなくなった安達は、黒沢に魔法のことを伝えます。もし魔法の力を失えば、黒沢とうまくいかないと思っている、とも。

それを聞いた黒沢は、「安達には、苦しくない選択をしてほしい。俺たち、ここでやめておこうか?」と返します。しばらく考えた末、うなずく安達。震えながらも笑顔で「わかった」とつぶやく黒沢。

こうして幕を閉じた第11話ですが、離れてしまった2人は、このまま別の道を歩んでいくのでしょうか? 不器用ながらも誠実な安達と、ひたすら優しい黒沢のカップルに、幸せな魔法がかかることを願ってやみません。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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