「力を抜く」ってどうやるの? 完璧主義の人に伝えたい心の余白

いつも無理をしてしまう人に伝えたい「力の抜き方」を、fumumu取材班が聞いてきました。

落ち込む女性
(Poike/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

いつもなにかに追われて、気持ちが焦っていませんか? すべてを完璧にこなそうとする姿勢はすばらしいものですが、ずっと全力疾走していると、いつか限界が来てしまいます。

ときには力を抜いて過ごすための考え方を、fumumu取材班が聞いてきました。



①「今」やるべき?

「自分が手を付けていることが、本当に今やらなくてはいけないことなのか、考えてみてもいいと思います。私も、仕事や家事を先取りしておこうと思って、後々の予定に手を付けることが多かったんです。


もちろん、それで助かる場合もあるんですけど…。私の場合は、さらに自分を追い込んでしまうことのほうが、ずっと多かったんですよ。時間に余裕がない中、あれもやらなきゃ! と焦って、キャパオーバーになってしまったんです。


先の作業を終わらせたとしても、私のようなタイプは、手が空いているとさらに他の用事を作ってしまうので…。結局、いつも忙しくなってしまうんです。ときには未来の自分に託して、ゆっくり休息を取ることも必要だと思いますよ」(20代・女性)



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②「誰」のため?

「やらなくてはいけないと思っていることが、誰のためなのか、たまに振り返るようにしています。自分がやりたいと思っていたはずなのに、いつの間にか周りの誰かのために変わっていることがあるんです。


喜んでくれるのはうれしいけど、自分の時間や気力をすり減らしてまで、誰かに尽くすのは違うと思うんです。無理をしすぎると、『こんなにやってあげてるのに!』とイライラしてしまうこともあるので…。


そういう気持ちが湧いてくるときに限って、本当は誰にも頼まれていないことでいっぱいいっぱいになっているんです。『これ、私がやりたいことだっけ?』と冷静になる時間を作ることで、無理している自分に気がつけると思います」(20代・女性)

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