電車の中での過ごし方は人それぞれですが、様々な理由から“電車のなかでは眠らないように”気をつけている人も多くいるようです。
■約半数、電車ではできるだけ寝ない
fumumu編集部では全国10〜60代の男女659名を対象に、「電車での過ごしかた」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「電車の中ではできるだけ寝ないように気をつけている」と答えた人は、全体で51.3%。
fumumu取材班は女性たちに、電車の中でできるだけ寝ないようにしている理由について話を聞きました。
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①寝過ごし防止のため
「これまで電車で寝てしまって、目的地を過ぎてしまったことが何度かありました。一度、朝の通勤ラッシュのとき、立ちながら少し眠ったんです。そのせいで乗り過ごし、遅刻をしてしまいました。
その失敗を起こしてからは、電車で寝ないようにしています。音楽を聞いたり本を読んだりして、意識的に目を覚ましているんです。これが結果的に、時間を有効に使うことにも繋がっていると感じます。
これからも、続けたい習慣ですね」(20代・女性)
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②貴重品の管理のため
「ある日、電車で寝ていて起きると、かばんが開いていたんです。私が開けたまま寝ただけかもしれませんが、もしかしたら寝ているうちに開けられたのではないかと不安になりました。
それ以来、電車の中では寝ないように気をつけています。とくに人が少ない時間帯の電車の中では、気を付けているんです。寝ないようにするために、必死で意識を保つようにしています。
いくら日本が安全なほうの国とはいえ、きちんと自分で警戒しておくことは大切だと思うので…」(20代・女性)
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③出社がぎりぎりなので
「私はいつも、ぎりぎりの時間に出社しています。そのために少しでも寝過ごしたり歩くのが遅くなったりすると、完全に遅刻になってしまうんです。そのために、電車の中では絶対に寝ないようにしています。
電車の中で寝てしまうと、寝ぼけたままで降りることになってしまうかもしれません。そうすると、歩くのも遅くなり遅刻する事態にもなりかねないので…。
そもそもそんなに余裕がないのなら、もう一本早い電車に乗るべきなのでしょうね」(20代・女性)
電車の中で寝ないように気をつける理由は、人それぞれの状況によって異なるようですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)