周囲に対して優しく接している人は、評価が高くなるのも当然のことなのかもしれません。しかしそのような人であっても、「自分の心は汚れている」と思っている場合もあるようです。
■約7割、自分の心が汚れている
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、自分の心は汚れているほうだと思うか、調査を実施しました。
その結果、「汚れているほうだと思う」と答えた人は、全体で64.1%。
fumumu取材班は女性たちに、自分の心が汚れていると思ったエピソードについて聞きました。
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①友達に彼氏ができて
「仲良くしている友達から、彼氏ができたと報告されました。そのときに私が抱いた感情は、喜びではなく嫉妬だったんです。仲のいい友達の幸せなのに、こんな気持ちになるなんて自分でも驚きました。
ずっとお互いに彼氏がおらず、それをネタにしていたところもありました。そのために、抜け駆けされた気持ちにもなったのでしょうね。そんな自分に対して、嫌な気持ちになってしまったんです。
もちろん今では、きちんと祝福しています」(20代・女性)
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②先輩がミスしたときに
「会社に少し口うるさい先輩がいて、その人のことはあまり好印象を持っていなかったんです。そんな先輩がある日、ミスをして上司に注意されていました。
そんな姿を見て、思わず私はうれしい気持ちになってしまったんです。いつも先輩からあれこれと言われているので、スカッとした気持ちになったのかもしれません。
ただあまりよくない気持ちだと思い、すぐに反省しましたが…」(20代・女性)
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③電車で座席に座っていて
「電車の座席に座っていると、高齢の女性が乗ってきたんです。席を譲るべきかとも思ったのですが、人見知りの私は声をかける勇気が出ませんでした。
そして気まずくならないために、スマホを見たり目をつぶったりしながらその女性とできるだけ目が合わないようにしていたんです。
あまり人としてよくなかった行動だったなと反省し、次はきちんと席を譲ろうと思っています」(20代・女性)
表には出せない気持ちを抱くことは、誰にでもあるのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)