『おっさんずラブ-リターンズ-』5話 田中圭“春田”と林遣都“牧”の後光指す合体姿が神々しい
舞台は熱海！ 純粋な「新婚旅行」なのか、切ない旅物語が展開する第5話。
2日放送のドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』（テレビ朝日系）の第5話「私を熱海に連れてって」。
新婚生活を送る春田（田中圭さん）と牧（林遣都さん）が、やっと念願の新婚旅行へ！ 行先は屈指の温泉地・熱海。ですがそこに、家政夫・黒澤部長（吉田鋼太郎さん）、お隣さんの和泉（井浦新さん）と菊之助（三浦翔平さん）も集合してしまうカオスな状況の中、いっしょにろくろを回す春田と牧のラブぶりに、幸せをたっぷり味わったファンも多かったよう。
一方、4話ラストで、和泉にキスした菊之助の思いも気になります。「切なさ」がさらに加速する第5話をふり返ってみましょう。
■いざ熱海へ！ 楽しい新婚旅行…？
実は春田と牧の熱海新婚旅行がかなったのは、部長が商店街の福引で当てた「熱海旅行券」のおかげ。独り身の部長が、2人に旅行券を譲ったところ、なんとそれは4名まで宿泊可能なファミリー宿泊券！ つい春田は部長も一緒に行くよう誘ってしまい、牧は嫌な顔をするものの、結局は部長が運転する車で熱海に行くことになったのでした。
その頃、和泉も福引で部長と同じ「熱海旅行券」を当てていて、せっかくだからと菊之助と和泉も熱海へ。
現地で偶然居合わせた5人は、一緒に夕食を取るのですが、牧は結婚指輪を失くしたことに気づいて…？
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■鶯の鳴き声をBGMに、愛撫と笑顔が炸裂
とはいえ、中盤、旅行先で春田と牧がはしゃぐ姿に、ファンも大はしゃぎ。食べ歩きをし、往来で突如「だるまさんが転んだ」で遊び出し、自撮りをしまくる2人に、SNSでは「幸せ」「多幸感」の文字が踊ります。
特に「ほけきょ庵」で、いっしょにろくろを回して、ひとつの器を作ろうとするシーンは、あまりにも尊すぎて悶絶するファンも続出。牧くんを背中から抱きしめて愛撫する春田さんと、楽しそうに微笑む牧くんの後ろでは光が指し、唯一のBGMが「ホーホケキョ」という鶯の一鳴きのみ。
2018年版の6話ラスト、「春田さんのことなんか好きじゃない」と自ら別れを選んだ牧くんに涙したファンの中には、今回うれし涙を流した人もいたとか。
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■何度壊れても、作りなおす「器」
そして2人がいっしょに作ったこの器に、牧くんの結婚指輪が練り込まれて（？）いたことが発覚。無事に指輪が見つかり、第5話は春田さん＆牧くんファンにとって大団円…かと思いきや、ラスト、和泉さんが菊様に、「好きになったのかもしれない、春田さんのことを」と衝撃の告白。まったく無事に終わりません。
個人的に、今回のろくろシーンは、「何度壊れても、2人で同じ器を作り上げていく」の意味を持つ、春田さんと牧くんにとって「家族」という名の「器」のメタファーだと思っています。そういう意味では、2人の幸せな日々がうれしい一方、一時は春田さんと結婚までこぎつけた部長をはじめ、牧くんの元彼・武川さん（眞島秀和さん）、和泉さんと菊様も、それぞれ幸せになってほしいとも、願わずにはいられないのです。
次回第6話では、春田さんと牧くんの結婚式が行われるようですが、ご祝儀はどこに持っていけばいいのか、いまから準備をしておきます。
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（文／fumumu編集部・尾藤 もあ）この記事の画像（1枚）
