相手の態度が改善する? イライラを伝えるときの上手な怒りかた

「怒り」は上手に伝えるべき? 相手の態度が改善する意外な怒りかたとは…。

意見を伝える女性

人とのコミュニケーションの中では、相手に対してついイラッとしてしまう瞬間もありますよね。そんなとき、どうすれば自分の怒りを正しく相手に伝えられるのでしょうか?

怒りの感情を上手に伝えるための方法を、fumumu取材班が聞いてきました。


①レッテルを貼らない

「相手に怒りを抱えていたとしても、会話の中でレッテルを貼ることは避けたほうがいいと思います。男性に対して『男の人っていつもそうだよね!』と言ったり、反対に女性に対して『本当に女の人ってねちっこい』と決めつけたり。


その他にも、乱暴にひとまとめにされることってたくさんありますよね。『これだから母親は』『片親の子だから仕方ない』『高卒は信用できない』とか、いろいろ。怒りを感じたのは目の前の相手で、その人が当てはまる属性は関係ないですよね。


否定的なレッテルを貼っても、相手の怒りを買うだけだから。話し合いにならずに、そのまま喧嘩になってしまうと思いますよ」(30代・女性)


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②「〜するべき」はNG

「うちの会社の上司の怒りかたが、いつも聞いていて下手だなーと思います。自分の意見が正しいと思って、決めつける表現をするんですよね。


『これくらいやるのが当然だろ!』『普通はこれをするべきだろう!』とか。そんな命令的な表現をしたところで、聞いている側としては『お前の普通なんて知らねーよ』って感じですよ。


『この場合は、こういう理由でA案を選んだほうがいい』って、冷静に伝えればいいだけの話じゃないですか。感情的に自分の中の正解を押し付けても、周りは素直に受け入れられないですよね」(20代・女性)


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③傷ついた事実を伝える

「『なんでそういうことするの!』と怒るより、正直に『その行動は傷ついた』と事実を伝えるほうがいいんじゃないでしょうか。


向こうの行動を責めるだけだと、相手も逆上してただの言い合いになってしまうかも。相手にどんな理由があったとしても、傷ついたことが事実なら、それは伝えていいと思うから。


『こういう理由で、私は傷ついたよ』と伝えることで、相手も自分の行動を冷静に振り返れるんじゃないでしょうか。それでも相手が逆ギレするなら、それはもう相手の性格の問題ですよね」(20代・女性)


怒りを上手に伝えることは、健全なコミュニケーションの一環です。

限界まで我慢して爆発するより、定期的に小出しにしたほうが、人間関係のトラブルもなさそうですよ。

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(文/fumumu編集部・nana

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