若い頃は逮捕経験もあり問題児だった俳優マーク・ウォールバーグ 娘を思うシリアスな演技は『ラブリーボーン』で確認

オーバー40男優「イケオジ」のススメ:マーク・ウォールバーグ。問題児の改心。

マーク・ウォールバーグ
(画像はマーク・ウォールバーグFacebook より)

年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。

今回は、『ファミリープラン』の公開を記念して、同作で、家族を守ろうと奮闘する父親、ダン・モーガンに扮しているマーク・ウォールバーグです!


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■「よきパパ」のルーツ

マーク・ウォールバーグ
(画像はマーク・ウォールバーグFacebookより)

1971年6月5日、アメリカ生まれのマーク・ウォールバーグは、1980年代に活躍した伝説のボーイズグループ『ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック』のメンバー、ドニー・ウォルバーグの弟して知られています。

ですが、マーク自身も、『ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック』の前身『ナヌーク』に所属しており、実はラッパーとしてヒットを飛ばした経験があるのです。


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■問題児だからこその慈善

現在公開中の『ファミリープラン』で、元一流の殺し屋という過去を隠し、家族を守ろうと必死になる父親役を演じているように、「家族を大事にするよきパパ」のイメージがあります。

ところが、元ラッパーだけあって、暴力事件を起こして逮捕されたりと、若い頃はかなりの問題児だったよう。そこから年を重ねるにつれて丸くなったのか、子どもたちを支援するためのマーク・ウォールバーグ・ユース財団を設立するなど、素顔は「よきパパ」のイメージそのものに近くなっているようです。


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■苦悩する父のやるせない怒り

そんなウォルバーグの「よきパパ」役としては、『ファミリープラン』のようなコメディもよいのですが、娘を殺されたやるせない父親役を演じた『ラブリーボーン』(2009年)がイチオシおすすめ作です。

マーク・ウォールバーグ
(出典:amazon

本作は、14歳で殺された少女、スージー(シアーシャ・ローナン)が、天国から自分を殺した犯人、家族たちを見つめるファンタジー・サスペンス。ウォルバーグはスージーの父、ジャック役で登場しますが、娘を殺された無念さが痛いほど伝わってくる熱演ぶり。

救われる道はどこにあるのか、不条理さに胸の痛くなる内容ですが、あのウォルバーグ演じる父親の表情を見ると、無条件の愛は存在するのだと改めて感じさせてくれる名作です。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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