職場にひとりはいる、周囲の信頼を集める人。単に「仕事ができる」だけが理由ではないようですよ。
fumumu取材班が、いいリーダーになるためのポイントをご紹介します。
①周囲の意見も確認
「ワンマンのリーダーより、周りの意見に耳を傾ける人のほうが、長い目で見ると信用されると思います。
唯我独尊タイプの人って、最初は勢いで乗り切れても、だんだん周りが付いていけなくなるんですよね。『じゃあひとりでやれば』って、周りから見限られてしまうというか。
信用されるのは、自分の意見は言いつつも、周りにも相談する人だと思うな。参加型のリーダーシップを実践することで、チーム全体の協力体制も生まれやすくなる気がします」(20代・女性)
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②苦手分野は素直に頼る
「今の職場の上司は、完璧ではないけど周りから信頼されています。めちゃくちゃ仕事ができる! というタイプではないのかもしれないけど(笑)
むしろその親しみやすさが、周りから信頼されるポイントなのかもしれません。自分の苦手な部分を隠そうとせずに、素直に他のメンバーに頼ってくれるんですよね。人に押し付けるとかじゃなくて、自分でできるようになるためにアドバイスを求める感じ。
そういう姿勢で働いている人って、こちらも自然と応援したくなるんですよ。『この人のサポートをしてあげたい』と思わせる魅力が、その上司にはあるように思います」(30代・女性)
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③ミスから課題を見つける
「失敗を頭ごなしに怒るより、そこから課題を見つけられる人の下で働きたいです。学生時代に飲食店で働いていたんですけど、先輩が発注ミスをしてしまって。
大量の小麦粉が届いたときに、当時の店長が『発注画面の項目がわかりにくいから、本部に伝えて表示を変えてもらう』と動いてくれたんです! 店長の対応のおかげで、その後の発注ミスはなんと他店舗でも激減。
ミスに対して怒るのは、誰だってできるんですよね。ミスした先輩を怒らずに解決方法を提案する店長は、最高にカッコよかったです」(20代・女性)
いいリーダーになるためには、単なる指導者ではなく、周囲の意見を尊重する姿勢が大切のようです。
ひとりで抱え込まずに、素直に周りに頼る気持ちも忘れないでいたいですね。
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(文/fumumu編集部・nana)