職場でミスをするのは、どれだけスキルのある人でも多少は仕方のないこと。ただ、中には「失敗が怖い…」と緊張が高まり、ミスがグッと増えてしまう人もいるようです。
どうすれば、ミスのプレッシャーから心を解放できるのでしょうか? fumumu取材班が、仕事の失敗が怖いときの対処法を聞いてきました。
①人の評価から離れる
「ミスをすると、他人の評価がつい気になってしまうと思うんです。『ミスばかりして、呆れてるんじゃないかな』『自分の失敗で怒らせてしまったかも』って。
ただ、人の評価ばかりに気を取られると、業務に対しての意識が散漫になってミスがさらに増えると思いますよ。仕事って、特定の人に評価されるためにやっているわけではないから。
大切なことは、目の前にある業務と向き合って、タスクを完了させることですよね。自分で目標を立てて、それに向かって進むことに集中できれば、緊張を減らせるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②忙しいときこそ深呼吸
「仕事が忙しいときは、ついバタバタしてミスが起こりやすいでしょ。そのミスでさらに焦って、余計にミスが増える…なんて悪循環に陥る可能性もあるから。忙しいときこそ、まずは深呼吸!
大きく息を吸って、吐いて、思考をクリアにすることが大切です。仕事の合間やミーティング前に、数回深呼吸をすることで、すぐに冷静にはなれなくても『ちょっと余裕がなくなってたな』と自分の状態に気づけます。
どれだけ急いでも、間に合わないときは間に合わないし(笑)落ち着いてひとつずつ作業をこなしていくことが、結局は仕事を進めるうえで近道だと思います」(30代・女性)
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③緊張しなくてもミスはする
「私の場合は『緊張しなくても、ミスはする!』とあえて開き直ることで、肩の力が抜けました。昔は、周りに迷惑をかけないように『緊張しないように、ミスしないように…』と自分に言い聞かせていたんです。
でも、そのせいで余計にプレッシャーを感じて、緊張して失敗してしまうことがあって。緊張しても、しなくても、人間なんだから失敗することはあるんですよね。
『ミスをゼロにする!』と意気込むより、『ミスはするものだから、ミスしたときにリカバリーできるように気をつけよう』と思うほうが、私は冷静に作業を進められるようになりました」(20代・女性)
仕事での失敗やミスを「怖い」と感じることは、誰しもが通る道です。
他人の評価から離れる・深呼吸を心がけるなど、自分に合った方法をぜひ試してみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)