友達との喧嘩は、子供時代だけに起こることではありません。中には、大人になってから友達とトラブルになってしまった人も。
どうすれば、相手との関係を元に戻すことができるのでしょうか? fumumu取材班が、大人に向けた仲直り方法を聞いてきました。
①相手の価値観を尊重
「大人になると、学生時代よりさらに個人の価値観が多様化されていると思うんです。住む場所や仕事、付き合う友達も人それぞれ差が出てくるから。
大人になってから友達と揉めてしまったときは、まずは相手の価値観を否定しないことが重要だと思いますよ。『普通はこうじゃないの?』と思っても、その普通がお互いに違う可能性は大いにあります。
相手の考えかたに共感できなくても、理解しようと努力する姿勢が大切! その姿勢が相手に伝われば、トラブルも解消できるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②相手に甘えない
「意外と、子供のほうが素直に『ごめんなさい』が言えるものですよね。大人になると、どうしても『お互いに大人なんだし、うまく流せるだろう』と考えがちなのかも。
でも、素直に謝ることってとても大切だと思います。相手が本気で怒っていないからとなぁなぁにしていると、いつか縁を切られてしまう気がしますよ。
相手の器の広さに甘えずに、少しでも自分に非があるなら、まずはハッキリと謝罪の言葉を述べるべきではないでしょうか。謝らずにその場を収めようとすると、むしろ相手の怒りに火をつけてしまう気がします」(30代・女性)
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③いいところを思い出す
「人とトラブルになったときって、どうしても相手の悪い面に焦点を当てがちじゃないですか。そのせいで余計にイライラして、さらに相手を許せなくなったりして。
でも、友達になったということは、相手のいいところも絶対に知っているはず! 仲直りしたいなら、相手の長所に目を向けることも必要だと思いますよ。
『相手を論破しよう』『こちらの言い分を認めさせよう』と考えているうちは、仲直りは厳しいんじゃないでしょうか」(20代・女性)
仲直りしたいなら、トラブルが大きくないうちに鎮火させることが大切のようです。
少しでも「自分も悪かったかも」と思うなら、サクッと謝ってしまったほうが相手も心を開いてくれそうですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)