「他人に搾取されている」と感じたら 自分を守るための3つの意識
「知識」が自分を守るかも。他人に一方的に搾取されないためのヒントを聞いてきました。
人間関係の中で、「人に搾取されている」と感じたことはありますか? 時間やお金、アイデアやスキルなど、取られるものは人によってさまざまですが、一方的に自分だけが提供するのはいい気分ではありませんよね。
どうすれば、人と対等の関係を築けるのでしょうか? fumumu取材班が、健全な人間関係を築くために意識したいことを聞いてきました。
①立場だけで信用しない
「相手の立場や役割によって、言葉や行動を信用してしまうことってあるじゃないですか。それって、相手が悪い人だったらカモにされてしまうだろうなーと思います。
『この人が言っていることは間違いない』と盲信してしまうタイプは危険ですよね。コントロールしやすいので、状況によっては相手のいいように使われてしまうから。
表面的な立場に惑わされずに、自分の見聞きしたものを、自分の意思で判断する必要があるんじゃないでしょうか。立場が偉くても、正しくない発言をすることなんていくらでもありますからね」(30代・男性)
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②学習意欲を高める
「知識を持っているか、いないかで、他人に搾取されるかが変わると思います。詐欺がいい例ですよね。
『うまい話には裏がある』と判断できる知識があるかで、詐欺に引っかかるかが変わるじゃないですか。自分で調べようとせずにいつも人に聞くタイプと、自分で考えて行動するタイプなら、前者のほうが他人に搾取されやすいと思いますよ。
自分で調べたり考えたりするのは、たしかに面倒だけど…。その行動が、自分を守ることにつながるんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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③断るときは「繰り返し」
「他人に強く出られずに、お願いや頼み事を断れない人もいると思うんです。やさしさからくる行動だと思うけど、毎回OKしていたら自分がもたないですよね。
あれこれ理由をつけても相手が引き下がってくれないなら、とにかく繰り返してみるのがいいかも。『いやいや、無理ですよ〜』『無理ですねえ』『本当に無理です〜』って。
理由を伝えても引き下がらない相手って、『じゃあこうすれば?』『このやりかただったらいける?』と、とにかくゴリ押ししてくるじゃないですか。そういう相手には、とにかく無理! の姿勢をつらぬくしかないんです。話し合いにもならない…と相手に思わせたらこっちの勝ちですよ」(20代・女性)
自分の意思で相手をサポートするなら、いやな気持ちにもならないですよね。
自分の中に知識を蓄えて、相手とどんな関係を結ぶか、自分自身で決められるようになりたいものです。
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(文/fumumu編集部・nana)