あまり深く考えずに「友達」の単語を使うこともありますが、立ち止まって考えてみると、その定義はハッキリしていません。
どのような関係を築けたら、相手と「友達」と言えるのでしょうか? fumumu取材班が、友達かどうかの判断基準を聞いてきました。
①声をかけられる範囲に…
「誰かと遊びたいとき・相談したいとき・人の声を聞きたいとき…など、人と関わりたいときに相手の顔が浮かんで、かつ声をかけられる範囲にいるなら、友達と言っていいんじゃないでしょうか。
『会いたい』『話したい』と思っても、誘える間柄ではないなら友達とは言えないだろうし。簡単に誘えるけど、人数合わせで来てもらうだけで特に会いたいと思っていないなら、それも友達か微妙ですよね」(30代・女性)
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②プライベートのことを…
「会社に仲のいい子がひとりいるんですけど、その子には、他の同期には話さないプライベートのことを色々聞いてもらっています。
休みの日に遊んだことも何度かあるかな。他の子たちはただの同期・同僚って感じだけど、その子はもう友達と呼んでもいい気がします。
自分の話をしたいか? 相手の話を聞きたいと思うか? が、友達の判断基準なんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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③相手の幸せを願える
「相手の幸せを願えるかが、友達かどうかを左右するラインな気がします。
よく遊んでいる子でも、『相手が幸せになったら気に食わない』『自分より恵まれるのは許せない』と心のどこかで感じているなら、それって友達じゃないですよね。自分より下の立場の人を見て、安心したいだけじゃないでしょうか。
会う頻度が少なくても『あの子が幸せだと嬉しい』『あの子の悲しむ顔は見たくない』と思えるなら、すてきな友情を築けている証拠だと思います」(30代・女性)
もちろん、友達の定義には個人差があります。
ただ、「会いたいな」「話したいな」と自然と声をかけられる相手なら、それはもう「大切な友達」と言っていいのではないでしょうか。
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(文/fumumu編集部・nana)