恋人との間に物理的な距離がある、遠距離恋愛。「遠距離は難しい」と言われがちですが、その困難を乗り越えて、関係をしっかり維持している恋人たちもいるようです。
fumumu取材班が、遠距離恋愛を満喫している恋人たちに話を聞いてきました。
①相手の都合を考える
「距離が離れていると、なかなか会えない寂しさで『今すぐ電話したい』『来月絶対に会いたい』と気持ちが爆発しそうになることが多々あって。ただ、相手にも都合があるし、常にこちらに合わせてもらうわけにもいかないから。
一方的に感情をぶつけて困らせないように、相手の生活に配慮するように気をつけています。電話できるか聞くのも、言葉ひとつで相手に与える印象は違いますよね。
『なんで電話くれないの?』より、『電話できそうな時間ある?』のほうが向こうも答えやすいだろうし。お互いへの気遣いがないと、遠距離はトラブルになりやすいですよね」(30代・女性)
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②ルールはほどほどに
「今の恋人とは遠距離恋愛を始めて2年目なんですけど、1年目より今のほうが、安定した交際を楽しめている気がします。遠距離になったばかりの頃は、ルールをきっちり決めていたんですよね。
『毎日起きたらLINEする』『飲み会のときは報告する』『週末は電話する』とか。ただ、お互いに仕事をしているので、忙しさでルールを守れないことが多くて。
私たちの場合は、ルールを決めずにお互いに話したいときに連絡するほうが、約束を守れずに喧嘩になることが減ってよかったです。あまりガチガチに縛っても、守れないなら意味はないんじゃないでしょうか」(20代・女性)
③未来の約束をする
「ふたりの未来の話をすると、気持ちが前向きになっていいですよ。同棲や結婚などの真剣な話というより、『次の休みはここに行きたいね』『この前話してたあれ食べに行こうね』など、気楽に話せること!
近い未来の約束をすることで、会えるその日まで頑張ろうと思えるし。お互いに会いたい気持ちを確かめられるので、遠距離恋愛の不安も減るんですよね」(20代・女性)
相手の置かれている状況がすぐにわからない分、近距離恋愛よりもさらに、お互いの生活を尊重する意識が必要なのかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)