会見中に救急車のサイレンが… TKO木本が「とっさの対応」で報道陣に配慮
TKOの木本武宏さんが、巨額の投資トラブルについて陳謝。答えられるものは全て応じるという覚悟と思いが垣間見えた場面が。
昨年7月に巨額の投資トラブルが報じられ、芸能活動を休止していたお笑いコンビ・TKOの木本武宏さんが、23日に都内で会見を開き、騒動について説明。謝罪しました。
会見中に緊急車両のサイレンが鳴り響き、木本さんが報道陣へ配慮した一幕が注目を集めています。
■経緯について説明、6秒間頭下げ謝罪
会見の冒頭にて木本さんは、「(記者会見が)ここまで遅くなってしまったこと、本当に申し訳ございません。今まで私を応援してくださった皆さま、改めて本当に申し訳ございませんでした」と、約6秒間深々と頭を下げ謝罪。
騒動については、FXトレーダーを名乗るA氏に、友人らと1億7,000万円を預けるも連絡が取れなくなってしまったこと、その後、その損失を埋めるために10年来の友人だったと話す別の投資家・B氏にも不動産投資として約5億円を預けるも、こちらもトラブルになってしまった経緯を説明しました。
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■“借金額”明かす場面でサイレンが…
質疑応答の場面では、記者から「現在の借金額」についての質問が。
「公表できない部分もある」と説明しつつも、「可能な限りお答えしたい」と話していた木本さんは、具体的な金額に触れようとすると、会見場の付近を救急車が通ったのか、室内にサイレン音が響きました。
すると、「救急車、待ったほうが良いですね」と一旦話すのを辞め、マイクを遠ざけた木本さん。
サイレンが聞こえなくなるのを待ってから、「FXは約6,000万円、不動産は1億6,000万円が返ってきた」と話し、残りの約4億円強が宙に浮いたと説明。現在は「色んな協力があり、3分の1程度に収まっています」と明かしました。
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■「ようやく真実を話せる」覚悟と思い
会見の最後には、相方の木下隆行さんも登場し「(木本さんが)ようやく真実を話せることを本当に良かったなと嬉しく思っています」とコメント。
会見の中では、自分の口から説明できないまま、様々な報道がなされてしまっていた当時の心境についても語られました。
インターネット上には「会見で救急車待つ必要性ないのでは」という声もありますが、報道機関を通じて世間に「具体的な金額」を「正確に」伝えてもらうための配慮であり、金額について一切濁すような表現をしなかったことには、木本さんの覚悟や思いが表れているようでした。
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■コンビとしての活動は…
今後の芸能活動について木本さんは「プランというほど計画は立てられていない」としつつも、木下さんと舞台で披露するネタ作りを少しずつ始めていたことを明かしました。
「コントライブをやりたい」と思っていたものの、劇場を確保するのが難しく、今年2月に木下さんとのトークライブを計画しているそう。現状、TKOはフリーでマネージャーを探している状況だと話し、今後の活動に向けてオフィシャルサイトも開設したと明かしました。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)