「新人が入社しても、すぐに辞めてしまう」と、悩んでいる上司のあなた。職場の環境づくりに目を向けることで、人が定着する可能性がグッと高くなるようですよ。
fumumu取材班が、働きやすい職場の特徴を聞いてきました。
①指揮系統が明確
「私の新人時代、社内の指揮系統が明確になっていなくて、すごく困った記憶があります。仕事の相談をしたいのに、誰に聞いたらいいのかわからなくて。
仕方なくそばにいる人に確認して仕事を進めたら、別の人に『それ、やりかた違うよ?』と注意されたことも。じゃあ、最初から教えてくれよ…とイライラしました。
新人時代は、会社に馴染めるか不安も大きい時期だから。『わからないことがあったら、この人に聞けば大丈夫!』と思える人が教育係として付いてくれたほうが、安心だと思いますよ」(20代・女性)
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②それぞれの休憩場所
「今働いている会社には、休憩スペースが複数あるんです。人と話したい気分のときは、誰かしらがいる大部屋でお弁当を食べたり。
ひとりで過ごしたいときは、ソファが置いてあるミニ休憩スペースでゴロゴロと。休憩中に外に出るのも自由なので、誰にも会いたくないときは会社から離れた場所で休憩を取ることもあります。
人それぞれ、リラックスできる方法は違うから。自分のしたいように休憩時間を過ごせると、午後のための英気も養えますよね」(20代・女性)
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③人事評価がわかりやすい
「やっぱり、仕事の評価をしっかりしてくれる会社で働きたいです。一生懸命働いているのに誰にも気づいてもらえなかったら、モチベーションが下がるじゃないですか。
自分だけではなくて、他の人も正当に評価されてほしい! 人に仕事を押し付けて、上司に媚を売っているだけの人が評価されているのを見たら、自分のやる気もなくなります。
どのように評価されるのか知るために、人事評価の軸を社内に共有するのも大事なんじゃないでしょうか」(30代・女性)
「正当な評価をされたい」という気持ちは、誰しもが持っている感情です。
「自分の働きを、見てくれている人がいる!」と思えたら、仕事のモチベーションも上がりそうですね。
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(文/fumumu編集部・nana)