人にアピールしないからこそ… 「自分だけの趣味」を持つメリット
人に褒められなくても、自分が楽しければ十分! ひとりで楽しむメリットをご紹介します。
絵を描く・歌を歌う・文章を書く・動画を作る・ダンスをする・メイクをする…SNSを覗くと、たくさんの人の趣味や特技があふれている時代です。
自分の強みをアピールできるいい時代でもありますが、人の評価が気になって、好きなことを素直に楽しめない場合も。今回は「ひとりで楽しむ趣味」を持つメリットを、fumumu取材班が聞いてきました。
①反応に左右されない
「人の評価や反応が気になって、自分の趣味を楽しめなかった時期がありました。イラストを描くことが好きなんですけど、どうせなら誰かに見てもらいたいなーと思って。
SNSに投稿するうちに、いろいろな人に見てもらえるようにはなったんですけど…。アンチコメントも届くようになってしまって。いつの間にか、SNSの反応がいいものを書かなくちゃ! アンチがこないように意識しなくちゃ! と必死になっていました。
今はアカウントに鍵をつけて、親しい人だけで楽しんでいます。ただ楽しんでいたはずのことが、評価されることで、ややこしくなってしまう場合もあると思いますよ」(20代・女性)
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②レベルが気にならない
「少し前に麻雀を始めたんですけど、まだまだルールを覚えていなくて。誰かとやる自信はないので、スマホアプリの中でコンピューターと勝負しています。
自分の知識が浅いうちに上手な人とやるのは、やっぱり緊張するんですよね。自分のレベルを気にせずに、ひとりで黙々とやるのが楽しいんです。
趣味なんて、誰かと一緒にやらないといけないものでもないし。自分の好きなように楽しんだらいいんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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③飽きてもOK!
「自分だけで楽しんでいたものは、自分の意思でやめられるから。飽きても罪悪感なくやめられるのは、ひとりの趣味を持つメリットじゃないでしょうか。
誰かと一緒にやっていたり、人にアピールしていると、飽きたときにやめにくいじゃないですか。『今度一緒にやるって言っちゃったし』『飽きたと思われたくない』とか、いろいろ考えちゃうでしょ。
周囲の視線が気になるタイプなら、なおさら自分だけで楽しんでいたほうが、純粋に趣味の時間を楽しめると思います」(30代・女性)
人に認められなくても、誰かの役に立たなくても、自分が楽しければいい。
「趣味」とは、本来そういうものなのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・nana)