手帳や日記を買っても、数日で書くのをやめてしまう。「どうして続かないんだろう…」と、ほぼ白紙のそれを前にガッカリしている人もいるようです。
どうすれば、気楽に書き続けることができるのでしょうか? なかなか「書く習慣」がつかない人の特徴を、fumumu取材班が聞いてきました。
①完璧を目指している
「完璧な日記を目指していたときは、早々に挫折することが多かったです。文字のバランスや、文章のまとまりなど、すべてをキレイにしたくて。
いつまでもやる気が続く訳ではないから、高く設定したハードルを越えるのが面倒になって、やがてやめてしまう…の繰り返しでしたね。最近は、一言だけでもいいし、文字が雑になってもOK! とハードルを下げるようにしています。
そのおかげか、気楽な気持ちでサラッと書けるようになりましたよ。自分だけが読むものなので、完璧を目指さなくても別によかったんですよね」(30代・女性)
②誰かの真似をしている
「無理して誰かの真似をしていると、書く習慣はつかないんじゃないでしょうか。私も、SNSで見つけた人の真似をしていた時期がありました。
手帳にイラストを書き込んでいる人で、それが華やかですてきだなと思って。絵を描くことが好きなわけではないのに、真似して書き続けていたんですよね。でも、だんだん大変になって…長続きしませんでした。
イラストが書けないなら、シールやマーカーで華やかにする方法もあるし。自分がやりやすい方法を探したほうが、長く続けられるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
関連記事:「個性がある人」になりたい… 自分のオリジナリティの探し方
③毎日書かなくてもOK!
「日記を始めてもう5年以上になるけど、書くことを自分に強要しないからこそ、ここまで続いている気がします。『書きたいときに書けばいいや』と思っているので、数日空くこともしばしば。
4月14日の日記の次が、5月1日だったりしますよ(笑)それでも、別に自分は困らないし。最初から日付が入っているものではなく、白紙のノートに日付を書き込んでいるので、パッと見ただけでは空白はないですしね。
毎日書かなくてもいいや〜とおおらかに考えたほうが、日記は続けやすいと思います」(30代・女性)
字がキレイじゃなくても、支離滅裂な文章でも、空白の期間があっても。ひとりで楽しむなら、それらが問題になることなんてないのかもしれません。
書くことを気負わずに、肩の力を抜いて楽しんでいきたいですね。
・合わせて読みたい→「個性がある人」になりたい… 自分のオリジナリティの探し方
(文/fumumu編集部・nana)