ryuchell、カミングアウトした高校時代を回顧 母に言われた言葉を明かし涙

高校時代に母親に「男性が好き」と打ち明けたryuchellさん。そのときの返答とその後言われた言葉を告白。

りゅうちぇる

タレントの ryuchell さんが10日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

「性について悩んだ学生時代」と題した動画では、自身の置かれた環境や母親からの言葉を振り返り、悩みを抱える人々に涙ながらに言葉を伝えました。

【動画】高校生のころに母親に「男性が好き」とカミングアウトしたryuchellさん



■カミングアウト後、DMで相談も

2022年8月、妻だったpecoさんとの婚姻関係を解消したryuchellさん。。“夫と妻”という関係性は解消するも、今後も家族で暮らし、「新しい家族の形」になると発表しています。

このとき、性自認について「女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした」とカミングアウトしましたが、その後LGBTQ当事者や生徒にLGBTQの当事者がいる教師からDMで相談などの連絡がきたのだとか。

これを受けて、今回動画では自身の学生時代の性にまつわる話をするように決めたようです。



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■「上半身でダンス」を拒否したryuchellさんに…

高校時代の体育祭で、男性は「上半身裸でダンス」をする見せ場があったそう。そんなことは考えられないryuchellさんは、先生に「毛深いから嫌だ」と訴えたといいます。

メイクもしてネイルもしていたryuchellさんについて、先生も気づいていたことから「そうだろうな~」と練習も休ませてくれたり、本番も女子と一緒に見る側にしてくれたりしたことを振り返り、「学生時代、環境に恵まれたというのがすごく多い」と、自身が身をおいていた周囲の人の理解について語りました。



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■学校と社会「一緒にしないでほしい」

自身の環境に感謝を示しながらも「『世の中に出たら普通に生きていかないといけない』という考えを持たれているかたもいると思うんですけど、学校のように狭いコミュニティと一緒にしないでほしい」と訴えます。

「この子は、社会に出たらこの子なりに自分の道をみつけられる、居場所を見つけられるって思うのであれば、この子が心の傷を負わないような、トラウマにならないような方法を考えるのは大事かなって思います」と、あくまでもLGBTQ当事者だけのことではなく、それぞれの個性があり、その上で個々で絆を深めていくことが「社会で自分で居場所を探せる行動力や自信につながっていくと思う」と考えを述べました。

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