「たかがナンパ」と我慢しないで! 他人の誘いから身を守る方法
他人からの突然の声かけ。迷惑行為から身を守るための方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
街中で声をかけられる“ナンパ”。出会いのひとつとして許容している人がいる一方で、他人からいきなり声をかけられることに恐怖や嫌悪感を抱いている人も存在します。
今回は、求めていないナンパから身を守る方法について、fumumu取材班が話を聞いてきました。
①周りにヘルプを…
「困っているときに、周りが助けてくれたらいいんですけどね。周囲が気付いてくれないときは、自分から声をかけるのもアリだと思いますよ。
私も、過去にしつこいナンパにあったとき、そばにいる人に『助けてくれませんか』と勇気を出して伝えたことがあります。こちらの人数が増えると、ナンパしてきた相手は怯みますから。
近くにコンビニや飲食店があるなら、お店の中に逃げ込んで警察を呼んでもらうのもいいんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②交番 or 110番
「無視してすぐに引くナンパだったら、大きなトラブルにするのも自分が面倒なのでそれで終わりにすることが多いかな。ずっと付いてきたり、道をふさいでくる悪質なタイプは、迷わず警察に電話します。
110番にかけると向こうから『事件ですか? 事故ですか?』と聞かれるけど、なんと言っていいのかわからないので、私はすぐに『街中で声をかけられて困っています』と答えていますね。なにかあってからじゃ遅いから、困ったときはすぐに助けを求めていいと思います。
警察に電話しているとわかると、ナンパしてきた相手も焦るのか、すぐに退散しますよ。逆ギレしてくる可能性もゼロではないので、近くに交番があるならそこに飛び込むのが一番だと思います」(20代・女性)
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③周りに伝えておく
「周りに『ナンパされるのは本当に嫌だ』と伝えておくほうが、いざというときに話がスムーズになると思います。
一緒に遊んでいる子の中に、ナンパしてきた相手と遊ぶのもOKというタイプがいると、自分は嫌でも場の雰囲気に巻き込まれてしまう可能性があるから。グループの皆に伝えておくことで、話しかけられたときに『この子ナンパ無理なんで』と周りが守ってくれたこともありました。
『声をかけられるうちが華だよ!』『かわいいからじゃない』と変な励ましをしてくる人もいるけど、知らない人から突然声をかけられる怖さを知らないんだろうな…と思ってしまいます」(20代・女性)
ナンパに恐怖を感じる人がいる以上、声をかけられることに対して「かわいいからだよ!」と伝えても、なんのフォローにもなりませんよね。
「大丈夫だった?」「怖かったね」と、まずは相手の気持ちに寄り添う姿勢が大切なのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・nana)