「また話したい」と思ってもらうには? 相手の心を開く傾聴のコツ
「この人とまた話したい!」と思ってもらうコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
相手の話に対して、真摯に耳を傾ける「傾聴(けいちょう)」。ただ聞くだけだと思いきや、意外と押さえておきたいポイントがあるようです。
今回は、相手の心を開く傾聴のコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①無理に共感しない
「こちらの話に共感できないなら、無理に合わせてくれなくていいかな。適当に話を合わせてるのって、意外と伝わってくるんですよ。
あまり話を聞いていないのに、雑に『わかるー』と言う人っているじゃないですか(笑)絶対わかってないだろ! と思ってしまう。
共感しなくても、ただ話を聞いてリアクションをくれたらそれでいいんです。『そうなんだ!』『そんな考え方もあるんだねー』など、自分とは違う意見として受け止めてくれたら十分です」(20代・女性)
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②先入観を持たない
「仕事上、話を聞くプロであるカウンセラーさんと話す機会が多々あるんですけど、プロでも話を聞くのがうまい人と、ん? と疑問に感じる人と分かれますね。
聞くのがうまい人は、先入観を持たないんです。自分の経験で相手のことを決めつけずに、ちゃんと最後まで話を聞くから、話す側もどんどん心を開いていく。
逆に、『つまりこういうことでしょ?』『その場合はこうしたほうがいい。よくあることだから』など、自分の意見を押し付ける人は、周りから信頼されていないかも。人生経験が増えてくるとついやりがちだけど、本来は話を聞かずに察するなんて、なかなかできることじゃないですよね」(40代・女性)
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③目は口ほどに…
「話を聞いているときに、表情でリアクションを返してくれる人は安心します。『目は口ほどに物を言う』って言いますから。
こちらの話を聞いて優しく目を細めたり、驚いて目を丸くしたり、眉毛を上げたり下げたり…なにかしらの反応を返してくれるほうが、真剣に話を聞いてくれていることが伝わってきます。
たまに、表情がまったく変わらない人がいるけど…そういう人と話していると不安になるんです。私の話がつまらないのかな、ていうか無視されてる…? とネガティブなことを考えてしまう。言葉を発さなくても、せめて感情を顔に出してほしいです」(20代・女性)
相手の話を熱心に聞くことで、自分の内面に変化が生まれる可能性もありそうです。
信頼関係を高めるためにも、相手の意見を決めつけることなく、最後まで話を聞く姿勢を待ちたいですね。
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(文/fumumu編集部・nana)