谷原章介、薬局で買える肥満改善薬「痩せ薬ではない」 むやみな乱用に警鐘
『めざまし8』で28日に承認が了承された「薬剤師の指導を受けて買える肥満改善薬」について紹介し薬価や副作用にも言及。
1日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、処方せんなしで薬局で購入することができる肥満改善の飲み薬について報道。
司会の谷原章介さんも興味を示し、薬の値段や副作用についても深掘りしました。
■薬局で買える肥満改善薬が登場
国内ではじめて製造販売が承認されたという「薬剤師の指導を受けて買える肥満改善薬」は、大正製薬から発売予定の「アライ」。11月28日に承認が了承され、正式承認は来年の3月になる見通しです。
海外ではすでに販売されているというこの薬は、脂肪の吸収を抑制する作用があり、生活習慣改善と併せて補助的に利用するもの。
副作用として下痢や軟便、油を伴う放屁が考えられるものの、体への害が少ないことも報告されています。
関連記事:サッカーに興味がない古市憲寿、身につけたカタール土産にツッコまれ照れ笑い
■あくまで補助的で「痩せ薬ではない」
谷原章介さんは「肥満っていろんな病気の大きな原因になるじゃないですか」と興味を示しつつも、巷の「痩せる薬」をうたうサプリ乱用問題にも注目。
そういった「サプリ」と異なり、「アライ」を服用できる対象は制限されています。基準は18歳以上で、男性であれば腹囲が85cm以上女性は90cm以上、高血圧や脂質異常などの健康障害をともなわない肥満の人。
さらに要指導医薬品になるため、服用1ヵ月前から腹囲・体重を記録し薬剤師に相談する必要も。吸収を抑制する薬なので生活改善指導もセットになっており、谷原さんも「補助してくれるってことなんだね」「痩せ薬ではないと」と念を押しています。
関連記事:橋下徹氏、コロナ「全医療機関で対応してほしい」 インフルとの比較も
■アメリカの薬価は60錠44ドル
番組では街の声にも耳を傾けており、「高いと買わない。安すぎても怖い」「値段ですよね」などなど薬価を気にするコメントも。
現在のところ日本での価格は明らかになっていませんが、アメリカでの薬価は60錠44ドル(6120円)と聞いて、谷原さんが「1錠100円? 20日分てことは1日3錠飲むわけですから毎日300円ちょっと」と計算。
専門家は、日本では「指導」込みなるため若干上がるかもしれないとのべており、谷原さんも「(1錠)150円とかになるのかな?」と予想しています。
関連記事:唐沢寿明、くりぃむ上田から「ダッセ!」 意外すぎる苦手なものを告白
■「あくまで一助として」の利用を推奨
専門家の説明を受けた谷原さんは、「きちんと指導のもとに売られているものですから、むやみに乱用しないほうが…」と警鐘も。
国際政治学者の三浦瑠麗さんは、東アジアの女性が目指しがちな「痩せすぎ体型問題」にも言及しており、番組としては「あくまで一助として」「肥満になる一歩手前の人が」利用することを推奨しています。
・合わせて読みたい→橋下徹氏、コロナ「全医療機関で対応してほしい」 インフルとの比較も
(文/fumumu編集部・星子)