アプ活で出会った年下男性とホテルへ 「真のカジュアル男」が必ず言う“言葉”が判明
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力！ 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。
15歳年下にナンパされ“カジュアルな関係”デビューした私。中途半端な結末ではあるものの…「この歳で、こんなこと味わえるんだなぁ」と感謝の気持ちが湧きながら、ここから完全に”カジュアルな関係”を求める男性をターゲットにしていくのです。
目標は、世間的には無理だと言われているカジュアルからの真剣交際。果たして…。
■またまた「ちょうどいい男」登場
15歳年下の「6割小栗旬」から連絡がこない…。自分から「付き合うとかじゃない、カジュアルな関係の実験なの、あなたがちょうどよくて」と、わざわざ伝えたんだもの、来るわけないですよね。
しかし全く追ってこないとなると、少し気になるもの。この「追ってこない」というスタンス。6割小栗旬は、真のカジュアル男だ。
マッチングアプリでもなんだか似たような、カジュアルするには「ちょうどいい男」とマッチングしていくようになりました。「6割小栗旬」に出会ったあと、若い人が多いマッチングアプリWで出会ったのは、「6割成田凌」。
マッチングした途端にマメに連絡がきました。「可愛いですね！ めっちゃタイプです」「夜に会えたりできますか？」「仕事が激務で癒されたいなというのがありまして」。
いかにもカジュアル男っぽい文面。肝心のプロフィールを見ると…。嘘でしょ…。高学歴・大手企業・10歳下。まさに今、私が求めている人材。立て続けにこんなこと起こる？ ちょうど良い男の鏡。
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■「6割成田凌」も真のカジュアル男
「早速なんですが、明日とか会えますか？笑」 早すぎる。カジュアル男たちって本当にフットワークが軽い。よっぽど仕事でのストレスがたまっているのか。
「いいですよ」と返信すると、「いやー、ノリが良くていいですね。ちなみに僕、会ったらめっちゃ口説きますけど、いいですか？ いやがることはしません」とメッセージ。
私は「全然いいですよ」と、余裕かまして返信すると、彼はテンションが上がったみたいで「理解力あって素晴らしいです、下心あるのに、会っても何もしない人ってそっちの方がずるくないですか？ 僕はちゃんと口説きまくります。例えばなのですが、ホテルとかでお菓子とか食べませんか？」これは…。彼も真のカジュアル男だ…。
こうやって彼は女性とコミュニケーションをとると決めているんだろう。私もそう思います！ と言いたくなる話のもっていきかた。ホテルをここでOKというのは下品だと思ったので「とりあえず駅で待ち合わせしてお話しましょうか」と提案すると「了解です、めっちゃ楽しみ！」と素直な返事がきました。
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■会って15分で、この言葉
あっという間にデート当日。歌舞伎町ドン・キホーテ前で待ち合わせ。「ちょうどいい男」はどんないでたちで登場するのだろう。
しかし「マッチングアプリの待ち合わせ、期待してはいけない」と、さすがに私も学習していました。6割成田凌だけど、盛ってるかもしれないし、経歴も全部嘘かも。変な人だったら帰ればいいや。そのくらいの気軽な気持ちで待っていました。
「着きましたよ」と彼からメッセージ。遅刻しないんだ、ポイント高い…どこにいるんだろう、キョロキョロと探していると…向こうから歩いてくるめちゃくちゃ清潔感がある男性。物件案内してくれるようなビシッとしたスーツで、育ちの良さがただよっている男性が目の前に到着しました。
「まほさんですよね？ よろしくお願いします」 腰を抜かしそうになりました。6割成田凌ではなく、7割成田凌でした。写真超えって…。マッチングアプリで、そんなことあるの？ 「じゃあ、とりあえず歩きますか？」歌舞伎町のゴミゴミした街を歩くことになりました。
私、今、けっこうなイケメンと歩いているんですけど、どうしよう。しかもこれから、ホテルに連れて行かれるかもしれない。ビクビクしながらも、2連チャンでイケメンとデートしてる自分の引きに感動していました。
しかし、6割小栗旬と同じく、会話を覚えていない。関西出身とかで、たしかに笑わせようとはしてくれたけど、なんか薄い。やばい…そんなに楽しくないぞ…と思っていると、ついにこの発言が飛び出しました。
「じゃあ…、ホテル行きましょうか」。 きた…しかも早いな。まだ会って15分くらい。LAひでも、優しい韓国人も断ってきたホテルか…。でも、カジュアルをやると決めたはず。でも、どうしよう…即答できない。
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