しみけん、“新しい性病”に注意喚起 「お医者さんも知らない人が多い…」

おりものの異変で病院で「細菌性腟症」「カンジダ」と診断された人もじつは違っていたかも…?


■しみけん、股間から膿が…結果は「陰性」

しみけんさんがこれらの存在を知った経緯は、自身の股間から膿が出ていたことがキッカケ。

淋病かクラミジアを疑い、即検査へ行ったそうですが、検査結果は「陰性」とのことで、担当医も「大丈夫」との診断。「でも、膿出てますよ?」と質問すると「なんかの菌に反応したんですかね…」との回答が返ってきたのだとか。

その後、検査・検査と突き詰めた結果、上記の4つの菌の存在を知ったといいます。



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■おりものが「魚っぽいニオイ」は要注意!?

気になるのは、これらがどんな症状を引き起こすのか…。男女ともに“無症状”も多いようですが、下の3つに関して、しみけんさんは「ほかの菌とガッチャンコ(共存)して、アミン臭っていう、魚っぽい・魚のすり身っぽいニオイが出る」と説明。

つづけて、女性のおりものについて「ドロっとしておかしいと思って病院行った。でも先生が知らないから、“細菌性腟症”か“カンジダ”かな、って膣錠渡してそれまで、なんですよ」「症状は一旦おさまったとしても、この菌たちはまだいますから。それで繰り返す…ということ」と熱弁しました。



■流早産のリスク・不妊の原因にも

また「マイコプラズマジェニタリウム」について、「これ、結構厄介でして」というしみけんさんは、「妊娠しているときにかかってしまうと、流早産のリスクが高まったり、不妊の原因にもなったりする」と話し、抗生剤で治すことができることを伝えました。

しみけんさん自身は、性感染症や性病検査、HIV検査ができる「予防会」で検査をしているようですが、視聴者には「なかなか検査してくれるところが少ないから、自治体調べて行ってみてください」と呼びかけました。

ちなみにネットで「予防会」と調べてみると、郵送検査もしているようなので、なかなか行くのに勇気が…という方でも気軽に検査ができるようですよ。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

しみけんさんが読んで学んだ書籍『マイコプラズマ・ウレアプラズマ性感染症 ~よく知られていないから、知ってほしい性感染症~』