ダスティン・ホフマン『レインマン』(1988年):「イケオジ」作品のススメ
オーバー40男優「イケオジ」のススメ:ダスティン・ホフマン。極彩色のレジェンド。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『イントゥ・ザ・ラビリンス』の公開を記念して、本作で精神分析医に扮するダスティン・ホフマンです!
■失われた記憶という『迷宮の中へ』
『イントゥ・ザ・ラビリンス』は、イタリア人作家ドナート・カリシの推理小説を原作に、カリシ自身が脚本、監督を務めた作品。
誘拐された少女サマンサが、15年ぶりに保護されたのですが、サマンサはその間の記憶をほぼ失っていました。ダスティン・ホフマン演じる精神科医グリーンは、サマンサの記憶を取り戻そうとするのですが…?
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■イタリア×ハリウッドのイメージ
カリシは、イタリアのアカデミー賞とも称されるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最優秀新人監督賞を受賞したほどの腕前。
1973年3月25日、イタリア生まれのカリシ監督と、1937年8月8日、アメリカ生まれのレジェンド・イケオジたるホフマンのコラボは、ハリウッド映画とはまた違った、重厚な重みを伴いながらも、色彩豊かなイメージを感じさせます。
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