マッチングアプリで出会った「90分ひたすら喋る男」 そして初の“顔バレ”体験
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。
今回は、マッチングアプリTではなく、マッチングアプリOを使って会った男性「90分油男」が登場! それがデートというより、トークライブだったとは…。
■オーソドックスなアプリ
「4回戦男」に首にキスマークをつけられてから、鏡を見るたびにため息がもれていました。18歳くらいのときは誰かに「おいっ! それキスマークじゃないかよ〜」と言われても浮かれてニヤニヤしていたのに、後輩の女性芸人に「小出さん、それ、キスマークですか?」とツッコまれても、ごまかし、39にもなってキスマークがついていると暗い気持ちにしかならない。ということだけを感じていました。
毎度、カジュアルなマッチングアプリで嫌な思いをしたら、オーソドックスアプリにいく、という癖がついていた私は、マッチングアプリOを開きました。有名女優さんが広告塔になっていて、3番目くらいに世間的によく使われているアプリです。
マッチングしたのは、某有名大学出身の3歳年下の男性。プロフィール写真はなんだかボヤけていましたが、いつものようにサクサクと日程を決め、デート当日となりました。
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■90分油男登場
私の最寄り駅付近まで来てくれた彼は…何故プロフィール写真がボヤけていたのか、私はすぐに理解しました。あれは、ボヤけていたというより、ガラケーの時代に撮った写真だとわかりました。
写真よりだいぶふくよかで、スーツは少しパンパンの彼は「はじめまして、どこに行きますか?」ひとこと。レストラン予約していないんだ…レストラン予約が大好きすぎる私は、少しテンションが下がりましたが、お好み焼き屋さんを提案して10分ほど歩きました。
歩いている途中で、彼は油を扱う大手企業勤務・年上好き、というデータがとれました。そのくらいの会話でした。お好み焼きを焼くまでは…。焼きはじめてから、彼の90分トークライブが炸裂するのです。