草なぎ剛が映画『サバカン SABAKAN』で魅せる佇まいは必見

草彅剛さんが、ひと夏の冒険を思い出す『サバカン SABAKAN』が8月19日公開。誰もが共感する本作の魅力とは?

SABAKAN
(©2022「 SABAKAN 」 Film Partners)

1986年、夏の長崎を舞台に、2人の少年が小さな冒険を通して友情を育む映画『サバカン SABAKAN』が8月19日より公開。

大人になった主人公・久田孝明を草なぎ剛さんが演じ、忘れられないひと夏を思い返します。

このノスタルジックな名作の魅力を探ってみましょう。



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■イルカをめぐる冒険

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(©2022「 SABAKAN 」 Film Partners)

映画『サバカン SABAKAN』は、タイトル通り、「サバの缶詰」が鍵になる青春ドラマ。それがどこで登場するかは、ご覧になって確かめていただくとして、人生の根幹を成すモチーフだともいえるかもしれません。

小学5年生の久田孝明(番家一路)は、夏のある日、クラスの嫌われ者竹本健次(原田琥之佑)と、イルカがいるらしい島を目指すことになります。この冒険を通じて、2人は友情を育んでいくのですが…?



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■金沢知樹監督の故郷・長崎

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(©2022「 SABAKAN 」 Film Partners)

本作で長編映画デビューとなる金沢知樹監督は、萩森淳さんと共同脚本も手がけています。

舞台となる長崎は、実は金沢監督の故郷。全面に広がる青い空と海、緑の木々の中、二度と戻らない子供時代、家族の無条件な愛情が、あざやかに描きだされます。

続きを読む ■変わらない情熱と愛情の記憶

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