おうちで映画三昧:「イケオジ」作品のススメ ㊳トム・クルーズ

オーバー40男優「イケオジ」のススメ㊳トム・クルーズ。クールなタフガイの理由


■「さわやかなタフガイ」が多いのは

トム・クルーズ
(引用:IMDb.com, Inc)

このピート役をはじめ、『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハント役など、トム・クルーズといえば、「あまり怪我をしないさわやかなタフガイ」の役が多い印象です。

ですが、1962年7月3日生まれのクルーズが、20代後半の時に出演した『7月4日に生まれて』(1989年)では、ベトナム戦争で負傷し、車いす生活を送ることになった主人公の元海兵隊員を熱演。役作りのために、クルーズは、およそ1年間車いす生活を送ったとされています。



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■深い傷を負えばこそ

トム・クルーズ
(引用:IMDb.com, Inc)

『7月4日に生まれて』は、自らベトナム戦争に赴き、半身不随になったロン・コーヴィックが書いた自伝的小説を実写化したもの。

クルーズ演じるロンは、アメリカ独立記念日である7月4日に生まれ、愛国心が強く、海兵隊員となりますが、戦地で心も体も深く傷つく結果に。

やがて反戦家として活動することになるのですが、その過程を見事に演じ切ったクルーズの演技は圧巻。どん底から這い上がり、傷を生きる信念に変えたロンのタフさは、怪我をするからこそ、すがすがしい堅忍不抜の人になれるのだということを教えてくれるのです。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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