赤楚衛二と町田啓太の化学反応 映画『チェリまほ』から考える

祝・4月8日公開! 映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』


■『チェリまほ』に惹かれる理由

さて、BLという男性同士の恋愛をベースに、ファンタジー要素を織り交ぜた本作。なぜこれほどまでに、ファンは惹きつけられるのでしょうか?

もちろん原作のおもしろさもありますが、キャラクターに命を吹き込んだ安達役の赤楚さんと、黒沢役の町田さんという2人の俳優によるところが、個人的にはかなり大きいと思うのです。



関連記事:赤楚衛二、モテモテだったのに「学年中の女子に嫌われた」 学生時代を告白

■美しく走る、赤楚衛二&町田啓太

「チェリまほ THE MOVIE」
(©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会)

一見、真逆のタイプに見える安達と黒沢。同じ会社の同期を演じた赤楚さんと町田さんも、俳優としては、違うタイプのように見えます。実際、1990年7月4日生まれの町田さんのほうが、1994年3月1日生まれの赤楚さんよりも4歳年上です。

ですが、赤楚さんと町田さんには、「美しく走る」という共通点があるように思えてならないのです。赤楚さんの出演作『仮面ライダービルド』と、町田さんの『今際の国のアリス』では、それぞれが走るシーンは必ず登場しますが、その姿が非常に整っているのです。それはまるで、どこの筋肉をどう動かしたら一番美しく映るのか、すべて計算されたよう。

細胞の1つ1つまでを、いかに美しく見せるか。つまりは、感情の機微を、いかに丁寧に演じるか。

細部にまで宿る美しさを追及しているように見える、赤楚さんと町田さん。そんな2人が起こす化学反応は、繊細で美しく、ファンの細胞の1つ1つまでが喜ぶ軽妙洒脱な物語になっていることでしょう。

・合わせて読みたい→赤楚衛二、モテモテだったのに「学年中の女子に嫌われた」 学生時代を告白

(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

Amazonタイムセール&キャンペーンはこちらからチェック!

この記事の画像(3枚)