フリーランス国際協力師として活動する原貫太さんが2日、自身のYouTubeチャンネル(登録者数12万人)を更新。
「【緊急】ウクライナに寄付するのは本当に良いことなのか?」と題した動画を投稿、ウクライナへの寄付について冷静な観点から持論を述べました。
■ウクライナへの寄付に持論
日本国内でも多くのお金が集まっているウクライナへの寄付。
この件に関し、国際協力に関わってきた者として原さんは「ウクライナ政府に寄付するべきではないと主張したいわけではありません。すでに大使館に寄付された方を非難したいわけでもありません」「むしろ、人道支援に興味を持っていることはいいこと」「もちろん今回のロシア侵攻は決して許されるものではありません」「強く非難されるべきです」などとしたうえで、「この動画を撮影している2022年3月2日時点での僕の見解を話すと、戦況の見通しが立たない現段階においては、ウクライナ大使館をはじめとした、ウクライナ政府に寄付をするよりも、中立的な立場から人道支援をするNGO、非政府組織に寄付したほうがベター」と話します。
【動画】国際協力YouTuber、ウクライナへの寄付先は「現状NGOがベター」と持論
関連記事:前澤友作氏、ウクライナへの寄付に持論 武器ではなく医療支援や人道支援
■その3つの理由
その理由は3つ。
①戦況の見通しが立たないからこそ、今の時点では最悪の状況を想定しておくべきであること。
②寄付したお金が人道支援以外の目的に使われることはないと、100%確証を持つことが難しいから。
③中立的な支援団体に寄付することで複雑な戦争の構図に自分がかかわらずに支援できるから…という内容です。
- 1
- 2