笑顔でいられない日もある… 「お疲れ顔」で過ごすことの大切さ
常にニコニコ、笑顔で過ごす。そんなこと、やらなくてもいいかもしれないですよ。
いつも笑顔で、明るくて、周囲に気を配れる人。そうなれたらいいのかもしれませんが、自分の感情がある以上、常にほがらかに過ごすことはできませんよね。
ときには笑顔を封印することで、得られるものもあるようですよ。「お疲れ顔」で過ごすことの大切さを、fumumu取材班が聞いてきました。
①元気の回復期間
「笑顔を作ることに疲れたら、そろそろ元気の回復期間に入ったな、と考えるようにしています。笑うことが疲れるって、相当ストレスがたまっている証拠だと思うから。
無理にニコニコしようとしても、ひとりになったときの反動が大きくなるだけで、あまりメリットはないと思います。意識的に笑顔を作り続けていると、本当に笑いたい瞬間がいつなのか自分でもわからなくなってしまうかもしれないし。
表情筋を使うのしんどい! と思ったら、しばらく真顔のままで休息を取るのが一番だと思いますよ」(20代・女性)
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②周りのサポートを…
「職場の上司との関係に悩んでいた時期があったんですけど、周りとうまくコミュニケーションを取るのは社会人の基本! と自分に鞭打って、無理に笑顔で察していたんです。そのときはそれが正解だと思っていたけど、私が笑っているせいで、周りから私と上司は仲がいいと思われていたみたいなんですよね。
その勘違いのせいで、なにかとその上司と組むことが多くなってしまって。限界が来て一度トイレで泣いていたときに職場の先輩に見つかって、初めて上司への不満を口にしました。その先輩も、私の本心にはまったく気づいていなかったらしく驚いていましたよ。
その後は、上司と誰かがペアになる仕事は絶対に私! という暗黙のルールがなくなって、少しストレスが和らぎました。笑顔を崩すことで、周りのサポートを受けられることもあるんだと感じた一件でした」(20代・女性)
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