「思い込み」に囚われてない? 自分の中の正解を手放した人の体験談
「こうするべき!」と信じていることが、ただの思い込みの場合もあるかもしれません。
世間の「普通」や「当たり前」に囚われて、自分の本当の気持ちを見失っていませんか? 正解だと思い込んでいたことが、実は自分にとっては変えるべき考え方や行動だった…という人もいるようですよ。
自分の中の正解を手放した人の話を、fumumu取材班が聞いてきました。
①メイクはバッチリと…
「メイクは下地にファンデ、ノーズシャドウにハイライト、アイメイクやリップメイクもバッチリしていないとダメだ! と昔は思っていて、人との待ち合わせに遅刻してまでもメイクを完璧に仕上げていました。
ただ、自分にとっての完璧を目指すことで、疲れてしまうときもあって…。誰も私に『ここまでメイクしないと中途半端だ!』なんて言ったことはないのに、SNSや雑誌で完璧に仕上がっている人の姿を見て、『これくらいしないとダメなんだ』と思い込んでしまったんですよね。
今では、時間や気力に合わせた身支度をするように意識しています。無理せず身支度をするようになって、昔よりメイクを楽しめている気がします。周りの情報に振り回されて、こうでないとダメ! と思い込んでいる人って、結構多い気がしますよ」(20代・女性)
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②迷惑をかけないように…
「『人に迷惑をかけてはいけない』と強く思っていたときは、今よりずっと生活が息苦しかったです。常に周りに迷惑をかけないように気を使っていたので、ひとりのときしかリラックスして過ごせなかったんですよね。
人に迷惑をかけずに生きるって、正直難しいと思うんです。人に頼らないと乗り越えられないこともたくさんあるのに『人に迷惑をかけてはいけない!』と思い込むと、いざというときにパンクしてしまうんじゃないでしょうか。
今は『みんな迷惑をかけながら生きているんだし、私も困っている人がいたらフォローしてあげよう』と考えるようになりました。性格はそこまで変わっていないと思うんですけど、人と関わる中での自分の意識が変わったので、人間関係の悩みが昔より減ったと感じています」(30代・女性)