「いい大学に行って、いい会社に入って…」と言われ続けた時代は、そろそろ終わりつつあります。終身雇用の信用性が薄れてきた今の時代、働き方も自分自身で決めなくてはいけないのかもしれません。
これからの働き方を考えるために、「自分の仕事をどう決めた?」について、fumumu取材班が話を聞いてきました。
①手に職をつけるために…
「自分がどんな技術を身につけたいかで、働く会社を選びました。もちろん、会社規模や福利厚生もチェックはしたんですけど…。入社する前から、一生ひとつの会社で働き続けることはないだろうなと思っていたから。
定年まで同じ会社で働くことが当たり前ではなくなっているので、働く条件などよりも、転職するまでに自分のスキルが養えるところを選んだんです。
まだまだ技術を培えたとは思っていないので、今よりさらに深掘りした技術や知識を習得したくなった段階で、別会社への転職や独立を考える予定です」(20代・女性)
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②雇用形態よりも…
「正社員になるのが正解だった時代は、もう終わるんじゃないかと思っています。安定した給料が出るのは魅力ですけど、正社員であっても給料カットや残業代未払いのところも珍しくないですから。
正社員を目指すこと自体が間違いだとはまったく思わないけど、正社員だったらなにがあっても安心! と妄信するのは避けたほうがいいと思います。
雇用形態よりも『自分はなにができるのか・なにをやりたいのか』を考えたほうが、自分の軸をしっかり持てるんじゃないでしょうか」(30代・女性)