おうちで映画三昧:「イケオジ」作品のススメ ①ヒュー・ジャックマン
オーバー40男優「イケオジ」のススメ①ヒュー・ジャックマン。アクション系俳優が紡ぐ貴族英語の破壊力!
■『ニューヨークの恋人』とは?
『ニューヨークの恋人』で、ジャックマンは19世紀のニューヨークに生きる貴族、レオポルド公爵を演じています。
ひょんなことから、公爵は21世紀のニューヨークへタイムスリップしてしまい、そこで知り合ったケイト(メグ・ライアン)と親しくなるのですが…。
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■肉体派の貴族的話し方
そもそもウルヴァリンが公爵、という時点で、本作のおすすめポイントは相当高いのですが、さらに注目していただきたいのは、ジャックマンの話し方です。
1968年10月12日生まれ、オーストラリア出身のジャックマンですが、両親はイングランド出身だそう。つまり本作でジャックマンが使っている発音は、元はイギリスの貴族や上流階級の人々が使う英語に近いのです。
これは憶測にすぎませんが、ジャックマンが自分では意識していなくても、イングランド出身の両親の血を受け継いで、自然と貴族英語に近い発音が出てきたのではないかな、と。
肉体派が使う上品な発音。このギャップが基本にあるからこそ、年を重ねるごとにジャックマンの魅力が、より深みをましていくのでしょう。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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