人気YouTuberの“性教育イベント”で若者の考えに変化 「人間関係に深く関わる」

3日間の”性教育”イベントを開催した、人気YouTuberの助産師・シオリーヌさん。参加した若者たちが得たものとは…?

■ルッキズムや生理の話題も

イベント最終日の3日目には、グループワークの発表の日でもあります。それぞれのグループが「性に関する、モヤモヤするシチュエーションに対しての対処法」をテーマに発表していきました。

「ルッキズムのモヤモヤと解決策について」をテーマに、女性の美意識のハードルの高さや“容姿いじり”について言及したグループ、「生理はつらくて当たり前。婦人科なんて行かなくていい」という保護者に対しての対策を考えたグループなど、25名の男女は、幅広い“性”について触れた3日間となりました。


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■「生活を豊かにするために…」

この3日感を通して、性教育に対してのイメージが変わったと語る学生は「人間関係に深く関わること。人を傷つけないため、生活を豊かにするために、とても大切なことだということがわかった」と語りました。

また、性教育=性的なこと・生殖のことだと思っていたという学生は「学んでみると、人のことを大事に思うこととか、人権を守ることとか、もっと根本的な大切なことに気づけた」「機会があれば、学校や生徒会に立候補して、学校をもっと変えていきたい」と伝えました。


■若者たちのディスカッションに「素敵だなぁ」

そのほか「3日前の自分とは違う自分が見つけられたんじゃないかと思うようになった」などの言葉を受けて、イベント開催者であるシオリーヌさんは「私が伝えたかったこと、知ってほしいと思っていたことをしっかり汲み取ってくださった」と喜びの声をあげました。

そしてコメントには「皆さんが本当に真剣に話し合ったり発表したりしていてとても素敵だなぁと思いました」「オンラインだからこそできる事だと思います。こうやって少しでも正しい知識を持った人が日本に増えていくことを祈っています」「無意識の偏見が自分の中にもあるのかもしれない、それに気づく事がまず大事だと改めて思いました」などの意見が寄せられています。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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