「等身大の自分」がわからなくても大丈夫 気楽に考える3つのコツ
「自分らしさ」「ありのままの自分」それって、つまりどういう自分なんでしょう?
「等身大の自分でいよう!」と聞くことがありますが、そもそも「等身大の自分ってなに?」と頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。
どの自分が素なんだろう? 周りの目を気にしている自分は偽物? と、迷ってしまうこともありますよね。
今回は、等身大の自分を見つけられずに不安を抱えている人のために、気楽に考えるコツをfumumu取材班が聞いてきました。
①顔は何個もある
「『素の自分』『ありのままの自分』などの言葉がありますけど、人の顔って、何個もあるのが普通だと思うんです。家族に見せる顔、友達に見せる顔、恋人に見せる顔、いろいろ使い分ける人のほうが多いんじゃないでしょうか。
『等身大の自分は、ひとりしかいないはず!』と決めつけると、どれが本当の自分かわからなくなってしまう気がします。
どんな自分でも、自分の一部だと思うから。本当の自分の姿を探さなくても、複数の顔すべてが自分自身なんだと思いますよ」(30代・女性)
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②嘘をつく自分も…
「『等身大の自分』って、なんとなく嘘をつかずに、本心を出すイメージがありますけど…。人と関わる中で、一度も嘘をついたことがない人っているんですかね。人間関係の中では、多少の嘘はコミュニケーションを円滑にする潤滑油だと思うんです。
ちょっとした嘘でも、大きな嘘でも、なにかしらみんな嘘をついていると思うんですよ。『気持ちをオープンにしないのは、自分を誤魔化しているのと同じ』と思ってしまうと、いつもの自分が作り物に思えてしまうんじゃないでしょうか。
口に出していることが本心でも、嘘でも、自分が納得しているならそれが等身大の自分だと思います」(30代・女性)