「苦手な人とは、上手に距離を取りましょう!」 それが正しい方法だと知りつつも、すぐに縁を切れる相手ばかりではありませんよね。
退職が難しい職場の人、同じクラスやサークルの友達、家族や親族。簡単に縁を切ることができない苦手な相手に対して、どう向き合えばいいのでしょうか?
自分の心を守る関わり方を、fumumu取材班が聞いてきました。
①友達じゃない
「友達になりたいと思っているわけじゃないなら、必要な会話だけをするように気持ちを割り切るのが一番楽だと思います。お互いに理解しあって、いい関係性を作るのが理想ですけど、すべての人と分かり合うのは不可能だから。
職場の人だったら、仕事の話ができたらそれでOK! とビジネスライクなお付き合いをするのがいいと思いますよ。職場は、別に友達を作る場所ではないと私は思っているから。
理解できない人がいて当たり前だと思って、目の前の仕事に集中するのが人間関係でイライラしないコツなんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②どこが嫌い?
「苦手な人ができたときは、私は相手のどこが嫌いか考えるようにしています。『上から目線が嫌だ』とか、『一方的に話してくるところが苦手』とか。
考えることで、相手の苦手な部分だけがハッキリするんですよね。なんとなく苦手…と思っているままだと、相手のすべてが苦手だと思い込んで、視界に入るだけでもイライラしてしまうから。
相手を苦手だと感じた理由を思い出すことで、相手の存在と、相手が持っている苦手な部分を、ちゃんと切り分けられるようになるんです。相手の存在すべてを否定しないことは、自分の気持ちを穏やかに保つためにも大切だと思います」(20代・女性)