おうちで映画三昧のススメ:永遠の『ブラックパンサー』
チャドウィック・ボーズマン演じるスーパーヒーロー映画の続編タイトルが『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』に決定!
■実在の人物に扮するリアルさ
その初ヒーローに扮したチャドウィック・ボーズマンは、実在の人物役を務めることも多かったのです。
『42 ~世界を変えた男~』(2013年)では、史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン役を、『マーシャル 法廷を変えた男』(17年)では、アフリカ系アメリカ人初の最高裁判所判事サーグッド・マーシャル役を演じていますが、そのリアルな表現力が、最大の魅力だといっても過言ではありません。
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■『ワカンダよ、永遠に』
ところが2020年8月、ボーズマンは43歳の若さでこの世を去ってしまいます。大腸がんが原因とされていますが、実はずっと闘病していたことを隠しており、それを知っていたのは、家族など、ごく一部の関係者だけだったそう。
『ブラックパンサー』のボーズマンは、スーパーヒーローという役もあいまって、闘病とはまったく縁遠い印象を抱かせます。そういう意味で本作には、チャドウィック・ボーズマンの勇姿が永遠に収められているといえるでしょう。
そんな中、本作の続編タイトルが決定したことが、マーベルから発表されました。
その名も、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題「Black Panther: Wakanda Forever」)』。
前作『ブラックパンサー』のメガホンを取ったライアン・クーグラー監督は、「ハリウッド・レポーター」のインタビューで、こう語っています。
「チャド(ボーズマン)は、僕たちが止まるのを望んでいないだろうからね」。
製作陣の思いが込められた続編タイトルのように、志半ばで倒れた英雄の勇姿は、スクリーンの中で永遠に輝き続けるのです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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