「自分が正しい!」に囚われないで 人との衝突を防ぐ3つの意識
自分とは異なる意見に、「それはおかしい!」と常に反論していませんか? すべてを同じ意見に統一しようとすると、人間関係のトラブルが多発してしまうかもしれません。
自分とは違う考え方に対して、「絶対におかしい!」と争いのゴングを打ち鳴らしていませんか? 異なる意見を言葉で打ち負かそうとすると、人間関係のトラブルにも発展しがちです。
人との衝動を防いで、自分のイライラも和らげる方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①勝ち負けがあるの?
「正しさを競わせようとしても、絶対的な答えはどこにもないと思います。自分の意見が正しいと思っていても、相手も同じように自分が正しい! と思っているわけですから。
考え方が違うだけで、正解は決まっていないんですよね。口のうまさで相手を打ち負かしても、あまり意味がないと思います。
他人の考えをコントロールすることはできないから、口で勝っても自分の考えを相手が受け入れてくれる保証はないし。考え方が違うんだな、と割り切ったほうが、自分が楽だと思いますよ」(20代・女性)
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②意見と人格をわける
「意見と人格を混ぜてしまうと、人との会話で衝突が生まれやすいと思います。たまに、相手の意見とは違うことを言っただけで、人格を攻撃されていると勘違いして、すごい勢いで反論してくる人がいるんですよね。
こちらの意見を伝えているだけなのに、『私が悪いってこと?』とあらぬ方向に話が進んでしまうというか…。あなたのことを攻撃しているんじゃなくて、私は同意見ではないですよと伝えているだけなのに…と思ってしまいます。
同じ意見じゃないと会話できないなら、こちらはイエスマンになるしかないですよね。自分の意見に共感してもらえなくても、相手から否定されているわけではないと思ってほしいです」(20代・女性)